MISC

2015年

A Monte Carlo simulation based on measured tube current modulation data in X-ray computed tomogramphy

Proceedings of the Twenty-Second EGS User's Meeting in Japan
  • Masaki Inoue
  • ,
  • Shuji Koyama
  • ,
  • Tomonobu Haba
  • ,
  • Tomoki Shibahara

開始ページ
14-17
終了ページ
記述言語
英語
掲載種別
速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)

近年の X 線 CT 装置には、患者の被ばく低減と画質の均一化を目的として、患者の体厚などに応じて管電流を変化させる管電流変調機構(Auto Exposure Control : AEC)が標準装備されている。そのため、モンテカルロシミュレーションを用いて患 者の被ばく線量について検討を行う場合、AEC の影響を考慮しなければならない。<br />
本研究室ではこれまで、球形半導体検出器を用いて測定した管電流変調データを、 EGS5 に組み込んで人体ファントムの被ばく線量の取得を試みていたが、主に体表部 に近い位置に設置された検出器で、実測と計算の値が大きく異なる場合があった。<br />
そこで今回は、管球回転開始位置の違いによるスキャン中の回転軌道の違いが影響 しているのではないかと考え、回転開始位置の異なる実測変調データ数種を EGS5 に 組み込み、検証を行った。

エクスポート
BibTeX RIS