基本情報

所属
名古屋大学 生命農学研究科 准教授
学位
博士(理学)(2000年3月 東京大学)
修士(理学)(1996年3月 横浜市立大学)

連絡先
habeagr.nagoya-u.ac.jp
ORCID iD
 https://orcid.org/0000-0002-8931-5767
researchmap会員ID
5000089264

外部リンク

研究テーマ

  1. 動物(特に魚類)行動を緩徐・持続的に制御するペプチドニューロンによる中枢神経系の修飾作用
  2. フグ毒テトロドトキシン類縁体の「匂い」が有毒フグに及ぼす生物学的機能

研究内容の概要


詳細はwebサイトを参照ください。
https://lfbphysiol.wordpress.com/research-theme/

動物行動における情報処理の仕組みの中で、外界からの刺激に応じて神経系の情報処理機構が緩徐かつ持続的に変化する現象(神経修飾作用)における一般則、およびその多様性の解明によって、動物行動制御の新たな方法を探索することを目標としている。

そのためにゴナドトロピン放出ホルモン(以下GnRH)というペプチドを産生するニューロンについて、これらの神経系が脊椎動物で最も発達している魚類をモデル系として研究を進めている。

現在は、

  1. 初代培養ペプチドニューロンおよびトランスジェニックメダカを使用した神経修飾細胞における細胞形態-局所膜興奮-神経修飾ペプチド放出動態のイメージング(単一ニューロンレベル)、
  2. 神経修飾を受ける対象側から見た神経修飾ペプチドの役割の解析(単一ニューロン~神経回路レベル。魚類嗅覚系・視覚系を対象としている)、

    といった研究を、各種生理学的研究手法(電気生理学・ライブセルイメージング)を使用して進めている。
    これ以外にも共同研究として魚類感覚系(嗅覚系・視覚系など)に関する各種生理学的研究を進めている。そのなかでも最近,

  3. フグがフグ毒であるテトロドトキシン(TTX)そのものではなく,無毒のTTX類縁体である5,6,11-trideoxyTTX(TDT)を鼻で感知していることを発見し(Noguchi et al., 2022; Suzuki et al., 2022, 2024),その中枢神経機構について研究を進めている。

    フグはこれまで他の生物が産生したTTXを体内に取りこむことで防御物質として使うと共に,繁殖時に雌の排泄腔や卵から漏出して雄を惹きつける”フェロモン”と利用していると考えられていました。3の研究の成果はフグの毒化,繁殖制御の新たなメカニズムとして着目をあびています。

主要な論文

  41

書籍等出版物

  1
  • 阿部秀樹, 一般社団法人日本魚類学会 (担当:分担執筆, 範囲:生殖行動の神経ペプチドによる制御)
    丸善出版 2018年10月 (ISBN: 4621303171)

主要なMISC

  11

共同研究・競争的資金等の研究課題

  15

講演・口頭発表等

  17