2019年4月 - 2023年3月
職場における健康イベント及び支援プログラムの効果検証と集団戦略的アプローチの提案
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究では、身体活動・運動・スポーツを積極的に実施しない、また実施できない人々に対して健康イベントやその後の支援プログラムを実施し、その効果を検証するとともに、職場における集団戦略(ポピュレーションアプローチ)の有効性を検証することを目的として、具体的には3つの目的を設定した。
本年度はその中の一つである、①単発の健康イベントがどのような効果をもたらし、その後の身体活動促進をどの程度継続させるのかを明らかにすることとした。
7月、10月に企業の協力を得て、健康イベントを実施した。ここで得られたデータをまとめて、2019年11月14日にTAFISA WORLD CONGRESS に於いてポスター発表(英語)を行った。
対象者は男性61名(48.6歳±10.3)、女性59名(43.4歳±8.4)の120名である。仕事中の作業は80.3%が座位、19.7%が座位並びに立位の混合であった。運動習慣はほぼ毎日行う人が18.5%いる一方で、ほとんどしない人が31.9%であった。測定及びストレッチ体験は8割以上がとても良かったと評価していた。プログラム前後において、健康の意識は3.79から4.41へ、自分の体への意識は3.89から4.43に有意に上昇した。
引き続き、データを増やして、さらに詳細な分析を行っていく予定である。また、3か月後のフォローアップについては企業健保の都合で時期が伸びているが、フォロアップのデータは現在収集中である。次年度はもう一度3か月後のデータをとる予定にしている。
本年度はその中の一つである、①単発の健康イベントがどのような効果をもたらし、その後の身体活動促進をどの程度継続させるのかを明らかにすることとした。
7月、10月に企業の協力を得て、健康イベントを実施した。ここで得られたデータをまとめて、2019年11月14日にTAFISA WORLD CONGRESS に於いてポスター発表(英語)を行った。
対象者は男性61名(48.6歳±10.3)、女性59名(43.4歳±8.4)の120名である。仕事中の作業は80.3%が座位、19.7%が座位並びに立位の混合であった。運動習慣はほぼ毎日行う人が18.5%いる一方で、ほとんどしない人が31.9%であった。測定及びストレッチ体験は8割以上がとても良かったと評価していた。プログラム前後において、健康の意識は3.79から4.41へ、自分の体への意識は3.89から4.43に有意に上昇した。
引き続き、データを増やして、さらに詳細な分析を行っていく予定である。また、3か月後のフォローアップについては企業健保の都合で時期が伸びているが、フォロアップのデータは現在収集中である。次年度はもう一度3か月後のデータをとる予定にしている。
- ID情報
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- 課題番号 : 19K11700
- 体系的課題番号 : JP19K11700
この研究課題の成果一覧
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論文
1-
体育測定評価研究 2022年3月 査読有り筆頭著者