研究ブログ

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JSAI「Webインテリジェンスとインタラクション」特集

メモ.
〆切は4/30(木).


論文特集「Webインテリジェンスとインタラクション」論文募集

 近年,Web環境は大きく変革しようとしています.商用の検索エンジンで検索可能な静
的なWebページ数は,200億を越えると言われ,ある調査では2000年の時点でDeepWeb中の
Webページ数は5000億を越えたと報告されております.また,データ量の観点だけでな
く,近年blogやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)に代表されるような,人間
関係を伴った活動も活発化しております.さらに,これらのデータやコミュニケーション
は,実世界上の人間関係や物理オブジェクト,地図データなどとも融合を始めております.
 この様な状況において,Webをより高度に活用するためには,人工知能に代表される知
的情報処理技術,Web上の情報リソースに効率的にアクセスするためのデータベース技
術,Webからの知識獲得を行うための自然言語処理技術,Web上のコミュニケーションを支
えるヒューマンインタフェース技術,およびこれらを融合したシステム設計技術が重要と
なります.
人工知能学会誌においても,「ソーシャルネットワーク時代のWebインタラクション」
(2006年7月号)などの特集や解説記事により,関連技術・研究事例が数多く紹介されて
きており,多くの読者の方から反響をいただいております.また,人工知能学会全国大会
を初めとする国内会議および関連国際会議においても,Web環境の変化に伴う新しい研究
のトレンドが生まれつつあります.
 以上の背景から本特集では,Webの高度活用につながる基礎理論,要素技術,システム
開発等の論文を広く募集いたします.現状ではWebに適用していなくとも,今後Webへの適
用が見込まれる理論,要素技術,システム開発なども含みます.

* 募集分野
・テキスト処理関連技術:情報検索,情報抽出,自動要約,質問応答,テキストマイニング
・知的Web基盤技術:XML・半構造データ処理,メタデータ構築支援,リンク解析,アノ
テーション作成支援,セマンティックWeb環境支援,マルチメディア検索
・Webインタラクション技術:意思決定支援,パーソナライゼーション,ユーザ行動分
析,情報可視化,ソーシャルネットワーク分析,コミュニティ構築支援
・その他,Webインテリジェンスとインタラクションに関するテーマ全般

本特集号のスケジュール
投稿締切:2009年4月30日
論文掲載最終決定:2009年9月30日
最終原稿提出:2009年10月30日
掲載予定:2010年1月号


論文送付/照会先:
首都大学東京システムデザイン学部 高間 康史
ytakama@sd.tmu.ac.jp
(メールの件名に[Webインテリジェンスとインタラクション論文特集]と必ず明記してく
ださい.)

投稿論文の形式
論文執筆,投稿に当たっては,http://www.ai-gakkai.or.jp/jsai/journal/ の人工知能
学会学会誌・論文誌への投稿に関する案内を熟読ください.原則,人工知能学会TeXスタ
イルファイルでの投稿になりますが,wordをご希望の方は別途問い合わせてください.本
特集号の採録期日に間に合わない論文は,一般投稿として扱われることがあります.

情報関係英文論文合同アーカイブInformation and Media Technologies(IMT)への転載に
ついて人工知能学会論文誌に採択された英文論文は編集委員会の選定によりIMTへ転載す
ることがあります.著者に費用の負担はありません.IMTについての詳細は下記URLをご参
照ください.
http://www.ipsj.or.jp/08editt/imt/index-j.htm

編集委員会構成
編集委員長(ゲストエディタ): 高間康史(首都大学東京)
編集幹事: 大塚 真吾(独立行政法人物質・材料研究機構),
         難波 英嗣(広島市立大学),土方 嘉徳(大阪大学)
編集委員:井口 誠(シンクロア),大向 一輝(国立情報学研究所),
         加藤 文彦(慶應義塾大学),河合 由起子(京都産業大学),
         熊本 忠彦(千葉工業大学),小林 一郎(お茶の水女子大学),
         齋藤 ひとみ(愛知教育大学),坂本 比呂志(九州工業大学),
         櫻井 茂明(東芝),笹島 宗彦(大阪大学),庄司 裕子(中央大学),
         杉原 太郎(北陸先端科学技術大学院大学),
         是津 耕司(独立行政法人情報通信研究機構),
         立石 健二(NEC),波多野 賢治(同志社大学),
         松下 光範(関西大学),村上 晴美(大阪市立大学),
         山田 和明(東洋大学),山本 健一(ヤフー)
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情処「インタラクションの基盤技術、デザインおよび応用」特集

メモ.
〆切は4月20日(月).


情報処理学会論文誌「インタラクションの基盤技術、デザインおよび応用」特集
http://www.ipsj.or.jp/08editt/journal/tokushu/09-L-10-M.html

コンピュータ環境やセンサ・アクチュエータの研究開発の進展に伴って人が接するメディアが多様化し、人と人、人と人工物、人と環境との間のインタラクションに関わる理論、設計、モデル、技術、応用、評価手法に関する研究の重要性がますます高まっています。インタラクションに関する研究は、計算機科学におけるヒューマンインターフェース分野においてだけでなく、周囲の様々な研究分野を巻き込んで急速に広がりつつあります。この分野は幅広い研究分野にまたがる 境界領域であり、価値観が多様化していることから、インタラクションに関わる基礎原理から応用に至るまで幅広く研究成果を募ります。

(5)特集号編集委員
委員長:青木 恒(東芝)
幹 事:戸田真志(はこだて未来大)、福地健太郎(科学技術振興機構)、迎山和司(はこだて未来大 )
委 員:秋田純一(金沢大)、市村 哲(東京工科大)、井上智雄(筑波大学/情報学研)、今井倫太(慶應大)、江渡浩一郎(産総研)、加藤直樹(東京学芸大)、亀田能成(筑波大)、河野恭之(関西学院大)、後藤真孝(産総研)、志築文太郎(筑波大)、寺田 努(神戸大)、苗村 健(東京大)、中西英之(大 阪大)、中村聡史(京都大)、西本一志(北陸先端大)、福本雅朗(NTTドコモ)、藤波香織(東京農工大)、細部博史(情報学研)、三浦元喜(北陸先端 大)、水口 充(京都産業大)、宮下芳明(明治大 )
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平成21年度CREST公募

メモ.
〆切は5月19日(火).



研究領域:共生社会に向けた人間調和型情報技術の構築
研究総括:東倉 洋一(国立情報学研究所 副所長/教授)
発足年度:平成21年度(新規研究領域)
募集期間:平成21年3月17日(火)~5月19日(火)午前12時(正午

■ 戦略目標「人間と調和する情報環境を実現する基盤技術の創出」
http://www.jst.go.jp/kisoken/teian/koubo/03_h2101.html

また、人間の知的生産活動が、情報環境によって支援され、より創造的な活動の実現が期待される。人間から働きかけなくとも(キーボードやマウスを使わずに)、ネットワークで繋がったセンサやGPS、ICタグなどが、ユーザや環境から情報を取得し、携帯端末機器や街の至る所に設置された情報通信機器が、子供からお年寄りまでユーザの意図と行動を陽に陰にサポートすることによって、実社会において安全・安心、健康で快適な生活環境の実現に貢献することができる。

例えば、次のような協調的情報提供サービスが創出される。

・人間の意図と行動を陽に陰にサポートさせることによる生活の質の向上
・異常状況(不審者を含む)の自動認識等による社会のセキュリティ確保
・高齢者等の自律支援(移動、作業能力、感覚機能の強化)
・在宅医療・健康管理サービス
・子供や高齢者の安全見守りサービス
・個人の学習プロセスに合わせて情報が提供される学習支援サービス

■ 研究領域「共生社会に向けた人間調和型情報技術の構築」
http://www.jst.go.jp/kisoken/teian/koubo/04-ch2101.html

 情報環境が知能をもてば、人間側からではなく、情報機器やネットワークから能動的に働きかけることが可能になります。そうすれば、 利用者個人が、努力や意識することなく、時と場所と場合に応じて、必要かつ最適な情報を得ることができます。しかし、このことは、 自ら「考える」「行動する」ことをしない人間を生み出すことを危惧させます。情報環境として重要なことは、このような受動的な人間を 生むのではなく、逆に、人間の知力や行動力を最大限に引き出すことです。このように、人間との知的・行動的な相乗効果を発揮する 情報環境を構築する革新技術を期待します。
 また、この研究領域では、人間の意図・行動や空間情報の認知プロセス、人間と情報環境の調和の度合いを定量的に知る認知プロセスを、 人間調和型情報環境技術と連携・融合した形で、心理学・認知科学的に解明することも大切であると考えています。ただし、 認知プロセスの解明だけを目的とするものは対象としません。

■ 応募方法
http://www.jst.go.jp/kisoken/teian/koubo/b.html

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