2012年4月 - 2016年3月
タイにおける異文化の受容と変容 ―13世紀から18世紀の対外交易品を中心として―
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
本研究は、タイ内外地域間の結びつきを示すモノ、思想をできるだけ具体的にしていくことで、相互の関係をより明確に示すことを目指した。
交易品の調査研究では、これまで見過ごされていた文化財の正しい評価を行い活用に寄与することができた。特にタイにおける日本刀の受容のあり方と展開について明らかにした。また仏教美術においては仏教説話の受容と展開に着目した。スリランカの蔵外仏典から影響を受け、タイで流布したプラ・マーライ説話は、他地域に比べ弥勒菩薩が重要な役割を果たしている。弥勒菩薩の図像の特徴と諸要素を明らかにし、弥勒信仰の背景を探った。
交易品の調査研究では、これまで見過ごされていた文化財の正しい評価を行い活用に寄与することができた。特にタイにおける日本刀の受容のあり方と展開について明らかにした。また仏教美術においては仏教説話の受容と展開に着目した。スリランカの蔵外仏典から影響を受け、タイで流布したプラ・マーライ説話は、他地域に比べ弥勒菩薩が重要な役割を果たしている。弥勒菩薩の図像の特徴と諸要素を明らかにし、弥勒信仰の背景を探った。
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- 課題番号 : 24401020
- 体系的課題番号 : JP24401020
この研究課題の成果一覧
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論文
1-
『タイにおける異文化の受容と変容-13世紀から18世紀の対外交易品を中心として-』平成24-26年度科学研究費補助金(基盤研究B)研究成果報告書(研究代表者 原田あゆみ 九州国立博物館) 93-109 2016年3月
講演・口頭発表等
1-
Japan and Thailand Beyond Boundaries -Understnding Two Countries' Culturala Relations through Antiquities and Living Museums 2014年11月25日 Fine Arts Department, Thailand. Kyushu National Museum 招待有り