2016年4月 - 2019年3月
慢性心房細動アブレーションの新機軸提案に向けた臨床・インシリコ融合研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
脳梗塞や心不全の主な原因である心房細動の治療は社会的急務である.しかし,非発作性(慢性)心房細動には有効な術式が無く,治療標的を見定めるにも複雑な興奮動態のリアルタイム映像化が有用と考えられたものの,その方法が無かった.
本研究は,研究代表者ら発明した世界初のオンライン・リアルタイム臨床不整脈映像化システム(ExTRa Mapping)を,非発作性心房細動に対するカテーテル治療(カテーテルアブレーション)に応用したものである.心房細動を瞬時に映像化することで,各々の患者で非発作性心房細動の持続機序が明らかとなり,従来約30%であった根治率(洞調律維持率)が約80%にまで大幅に改善された.
本研究は,研究代表者ら発明した世界初のオンライン・リアルタイム臨床不整脈映像化システム(ExTRa Mapping)を,非発作性心房細動に対するカテーテル治療(カテーテルアブレーション)に応用したものである.心房細動を瞬時に映像化することで,各々の患者で非発作性心房細動の持続機序が明らかとなり,従来約30%であった根治率(洞調律維持率)が約80%にまで大幅に改善された.
- ID情報
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- 課題番号 : 16K09431
- 体系的課題番号 : JP16K09431
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論文
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Journal of Arrhythmia 37(3) 683-689 2021年6月 査読有り筆頭著者責任著者