Haruchi Osaki - My portal

Profile Information

Affiliation: 特定非営利活動法人神経現象学リハビリテーション開発機構

Degree: 博士（美術）(Mar, 2014, 東京藝術大学)

J-GLOBAL ID: 201901017489067183
researchmap Member ID: B000363487

External link: http://haruchiosaki.com//

美術家。博士（美術）。「障害の家」プロジェクト主宰。心と身体、発達のリハビリテーション、精神病理学の領野にかかわりながら、作品制作・研究活動を行っている。博士論文は「美学的スキゾフレニアと生成するシステム」。主な展示に「HYPER-CONCRETENESS―フィクションと生活」（京島長屋、2018）、「Reborn-Art Festival」（宮城、2017）、「《障害の家》プロジェクト」（千住たこテラス、2017）、「新しいルーブ・ゴールドバーグ・マシーン」（KAYOKO YUKI、駒込倉庫、2016）等。

Research Interests

Research Areas

Humanities & social sciences / Aesthetics and art studies /

Research History

Mar, 2024 - Present

労働者協同組合 Barrier House Project YAZU
2012 - Present

特定非営利活動法人神経現象学リハビリテーション開発機構
Apr, 2020 - Mar, 2022

(客員研究員), 国際哲学研究センター
Apr, 2019 - Mar, 2020

非常勤, 精神科, 南八街病院

Education

Apr, 2009 - Mar, 2014

Tokyo University of the Arts
Apr, 2007 - Mar, 2009

Tokyo University of the Arts
Apr, 2003 - Mar, 2007

Tokyo University of the Arts

Awards

Jun, 2022

the 2022 ACC Japan Grant, Asian Cultural Council Japan Foundation
May, 2013

第一種奨学金 2009-2011, 日本学生支援機構

大崎晴地
2011

古谷誠章賞, 愛知建築士会建築コンクール

大崎晴地
May, 2009

第一種奨学金 2008, 日本学生支援機構

大崎晴地
2007

特別賞, ART AWARD TOKYO 2007

大崎晴地

Papers

アメーバ状無意識―自意識子、物質子、感覚粒

大崎晴地

国際哲学研究特集：新実在論の可能性, 別冊11, Mar, 2019 Invited
超具象的なもの―デュシャンと荒川＋ギンズの間

大崎晴地

国際哲学研究特集：情報知能自然―21世紀の情報理解に向けてⅡ, 別冊12, Mar, 2019 Invited
身体をリノベーションする―ケア空間としての障害建築

大崎晴地

10＋1 web site 特集：ケア領域の拡張, Dec, 2018 Invited
障害と建築―生成する病跡学

大崎晴地

atプラス, (30) 82-100, Nov, 2016 Invited
触覚性イメージの発達 : 物とかかわる行為の手続き (特集精神病理の時代 : 自閉症・うつ・普通精神病…)

大崎晴地

現代思想, 43(9) 228-245, May, 2015 Invited
美学的スキゾフレニアと生成するシステム

大崎晴地

博士論文（東京芸術大学大学院美術研究科）, Aug, 2013 Peer-reviewed
フランシス・ベーコンの絵画と離人症

大崎晴地

東京藝術大学美術学部論叢, 9 29-39, Mar, 2013 Peer-reviewed
Reference and intensity

OSAKI Haruchi

Journal of the Faculty of Fine Arts, Tokyo National University of Fine Arts and Music, 8 55-66, Mar, 2012 Peer-reviewed
見えないイメージに触れる―治療モデルとしての「暗箱」

大崎晴地

日本認知科学会大会発表論文集(CD-ROM), 27th ROMBUNNO.P2-45, 2010
リハビリテーションにおけるイメージの可能性について

大崎晴地

修士論文（東京芸術大学大学院美術研究科）, Jan, 2009 Peer-reviewed

Misc.

セルフケアとしてのアートの歴史をめぐって：ボリス・グロイス著『ケアの哲学』刊行インタビュー

ボリス・グロイス, 聞き手, 訳大崎晴地

図書新聞, (3643), Jun 15, 2024 Corresponding author
ノン・エクスクルーシブ・ニューヨーク：アートと「障害」をめぐる渡航記【第４回】アクセシブルなもの（２）

大崎晴地

以文社, Apr, 2024 Invited
記憶のない世界

大崎晴地

群像, (2月号), Jan, 2024 Invited
ノン・エクスクルーシブ・ニューヨーク：アートと「障害」をめぐる渡航記【第３回】アクセシブルなもの（１）

大崎晴地

以文社, Dec, 2023 Invited
ノン・エクスクルーシブ・ニューヨーク：アートと「障害」をめぐる渡航記【第２回】アクティヴィズムとケア

大崎晴地

以文社, Oct, 2023
ノン・エクスクルーシブ・ニューヨーク：アートと「障害」をめぐる渡航記【第１回】

大崎晴地

以文社, Aug, 2023 Invited
Barriers as Developmntal Resources:An Interview with Haruchi Osaki

Haruchi Osaki, Kei Aoyama

Journal of Ecological Psychology, vol.14(No.1) 99-108, May, 2022 Peer-reviewedInvitedLead author
夢のテリトリーと建築

大崎晴地

『ねじれの巡礼／八角巡礼』、HARUCHI OSAKI, Nov, 2021 Corresponding author
ねじれの巡礼を終えて

大崎晴地

「感覚をひらく―新たな美術鑑賞プログラム創造推進事業」（令和二年度実施報告書）、京都国立近代美術館, Apr, 2021 InvitedCorresponding author
書評「ダーウィン以後の美学ー芸術の起源と機能の複合性」（ヴィンフリート･メニングハウス）

大崎晴地

ART RESEARCH ONLINE, Jan, 2021 Invited
コロナと言語

大崎晴地

TURN ジャーナル, SUMMER 2020(ISSUE 04), Aug, 2020 Invited
芸術においてなぜ「真摯さ」が問題になるのか：オブジェクト指向哲学と自閉症

大崎晴地

講談社WEB, Apr 11, 2020 Invited
When is reversible destiny done?

Haruchi Osaki

(3440), Mar, 2020 InvitedCorresponding author
Mé: Gazing on the arche-fossil

Haruchi Osaki

Dec, 2019 InvitedLead author
世界という風呂敷

大崎晴地

精神看護, 23(1) 56-57, Dec, 2019
「家族」と「障害」という言葉について

大崎晴地

コトノネ, (32) 62-63, Nov, 2019
ドゥルーズ・キャンプ関連企画 "Between figure and contour"

大崎晴地

ドゥルーズ／ガタリ・アジア国際学会2019, パンフレット, 52, Jun, 2019 Invited
「社会構成主義と抽象の力」書評『抽象の力―近代芸術の解析』（岡崎乾二郎）

大崎晴地

図書新聞, Feb, 2019
クルト・シュヴィッタースの病跡狂気としての「メルツ」

大崎晴地

日本病跡学雑誌, (94) 129-129, Dec, 2017
人生のヘソ、あるいはクライシス

大崎晴地

「あなたが感じていることと、わたしが感じていることは、違うかもしれない」展カタログ、はじまりの美術館, 2017 Invited

Books and Other Publications

障害の家と自由な身体: リハビリとアートを巡る7つの対話

大崎晴地, 池上高志, 毛利悠子, 河本英夫, 十川幸司, 村山悟郎, 八谷和彦, 佐野吉彦, 笠島俊一, 松本卓也, 小倉拓也, 中尾拓哉

晶文社, Aug 29, 2023 (ISBN: 4794973748)
La douleur l’œuvre:Clinique,politique et création

Sous la direction de, Patrick Martin-Mattera,Céline Masson et Nicolas Tajan (Role: Joint author, Haruchi Osaki ”L’environnement en tant qu’appareil Psychique”Traduit du japonais par Takuya Matsumoto et Nicolas Tajan)

PANDORA, EDITIONS IN PRESS, May, 2022 (ISBN: 9782848357638)
創発と危機のデッサン:新たな知と経験のフィールドワーク

河本英夫編著, 大崎晴地 (Role: Joint author, 遂行的美学)

学芸みらい社, Apr, 2022 (ISBN: 4909783989)
METAMORPHOSIS OF PHILOSOPHY

(Role: Joint author)

Mar, 2018 (ISBN: 4771030057)

Presentations

フランシス・ベーコンの絵画と器質的マゾヒズム

大崎晴地

第69回日本病跡学会総会, Jul 30, 2022
汲み尽くしえないもの：精神病・オブジェクト・新型コロナ

大崎晴地

ART RESEARCH ONLINE, May 23, 2020 Invited
Environment as psychic apparatus (L’environnement en tant qu’appareil psychique)

Haruchi Osaki

Feb 21, 2020 Invited
臨床素材としての建築〜精神分析の象徴性と現象学の身体性の交わるところ

大崎晴地, 三村尚彦, 塩飽耕規

精神分析的心理療法フォーラム第８回大会, Jul 6, 2019 Invited
現代美術と私の活動

大崎晴地

南八街病院, Apr 11, 2019
〈障害〉の豊かさとの出逢い

大崎晴地

中野区障害者理解啓発差別解消事業講演会, Feb 15, 2019 Invited
超具象的なもの――デュシャンと荒川＋ギンズの間

大崎晴地

第12回東西学術研究所研究例会「荒川＋ギンズのアートおよび建築の諸相」, Dec 2, 2018 Invited
超具象的なもの――現代美術から「障害の家」プロジェクトへ

大崎晴地

立教大学現代心理学部映像身体学科、アフォーダンス（青山慶先生）, Jun 29, 2018 Invited
障害を組みなおす

大崎晴地

神経現象学リハビリテーション第29回コロック, Oct 7, 2017 Invited
Diversity on The Arts Project

大崎晴地

東京芸術大学DoA夏期集中講座（奥山理子先生）, Sep 3, 2017 Invited
障害を組み直すこと―アートとアフォーダンス

大崎晴地

立教大学現代心理学部映像身体学科、アフォーダンス（青山慶先生）, May 19, 2017 Invited
クルト・シュヴィッタースの病跡―狂気としての「メルツ」

大崎晴地

第64回日本病跡学会総会, 2017
障害のアフォーダンスとは何か？

大崎晴地

立教大学現代心理学部映像身体学科、アフォーダンス（青山慶先生）, Jul 11, 2016 Invited
美学的スキゾフレニアと自閉症のパースペクティブ

大崎晴地

京都大学大学院人間・環境学研究科、精神病理学・精神分析学演習A／生成無意識論2（松本卓也准教授）, Apr 28, 2016 Invited
物・触覚・感じ―現代芸術と芸術療法

大崎晴地

第48回日本芸術療法学会, 2016
大崎晴地(1981-)の仕事

大崎晴地

自治医科大学集団会（稲垣諭教授）, Nov 17, 2015 Invited
触覚性の発達と現実

大崎晴地

神経現象学リハビリテーション研究会第21回コロック, 2014
美学的スキゾフレニアと生成するシステム

大崎晴地

東京藝術大学、現代芸術概論（木幡和枝教授）, 2013 Invited
フランシス・ベーコンの離人症的リアリズムあるいは触覚的リアリズム

大崎晴地

第60回日本病跡学会総会, 2013
感触の論理ー個体の本性をめぐる自己組織化の考察

大崎晴地

東京藝術大学、現代芸術概論（木幡和枝教授）, 2012 Invited

Professional Memberships

Works

Barrier House Project

Haruchi Osaki

Feb, 2015 - Present Artistic work
エアートンネル

大崎晴地

2013 - Present Artistic work
「八角巡礼ー夢の領土」

テキスト=大崎晴地, 組版設計=見増勇介, 映像編集=片山達貴, 音楽=灰街令, 調査協力=菊地暁, 企画・制作=京都国立近代美術館

Dec 3, 2020 - 2021 Artistic work
「臨床と芸術の領土に風穴をあけろ！」オンライン哲学分析

大崎晴地, 上尾真道, 小倉拓也, 塩飽耕規(塩飽海賊団)

Jul 11, 2020 Other
transitional items「エアートンネル」

対談, 馬場駿吉, 大崎晴地, 愛知県立芸術大学アーティスト・イン・レジデンス, トークイベント

Nov, 2019 Artistic work
「HYPER-CONCRETENESS―フィクションと生活」トークイベント2

対談, 中尾拓哉, 大崎晴地

Mar, 2018 Artistic work
「HYPER-CONCRETENESS―フィクションと生活」トークイベント

対談, 小倉拓也, 大崎晴地, (モデレーター:飯岡陸)

Mar, 2018 Artistic work
「LOCALをめぐる対話：新しく世界と出会う旅Vol.2」（REBORN ART FESTIVAL 2017)

対談, 向雲太郎, 大崎晴地, (司会:成瀬正憲)

Jul, 2017 Artistic work
「スペクトラムの時代の「家」に向けて」

対談, 松本卓也, 大崎晴地, 《障害の家》プロジェクト, 北千住トークイベントコトノネWEB

Mar, 2017 Artistic work
TURNフェス2 「エアートンネル・プロジェクト」

【インタビュー】, 河本英夫

Mar, 2017 Artistic work
「建築化される生命というシステム、あるいは生命という現象」

対談, 池上高志, 大崎晴地, 《障害の家》プロジェクト

Feb 14, 2015 Artistic work
「《障害の家》を設計するとは？」

【ディスカッション】, 佐野吉彦, 笠島俊一, 大崎晴地, 《障害の家》プロジェクト, トークイベント

Feb, 2015 Artistic work
「バリアフリーの未来―ユートピアをデザインする」

対談, 八谷和彦, 大崎晴地, 《障害の家》プロジェクト, トークイベント

Feb, 2015 Artistic work
「障害と建築―バリアフリーとは別の仕方で」

対談, 河本英夫, 大崎晴地, 《障害の家》プロジェクト, トークイベント

Feb, 2015 Artistic work
グローアップ・アーティスト・プロジェクト報告会

対談, 毛利悠子, 大崎晴地, (司会:島貫泰介)

Feb, 2015 Artistic work
「対話♯３」（グローアップ・アーティスト・プロジェクト）

村山悟郎, 大崎晴地トークイベント

Jul, 2014 Artistic work
「対話♯２」（グローアップ・アーティスト・プロジェクト）

現代芸術活動チーム目, 大崎晴地トークイベント

Jul, 2014 Artistic work
「対話♯１」（グローアップ・アーティスト・プロジェクト）

稲垣諭, 大崎晴地トークイベント

Jul, 2014 Artistic work
「対話としてのスポーツ（ルールのないスポーツ）」ネグリさんとデングリ対話

ゲスト:伊藤ガビン氏

2008 Artistic work
シンポジウム「身体と医療のポイエーシス」

宇野邦一, 河本英夫, 阪上正巳, 三脇康生, 川俣正

2008 Artistic work

Research Projects

超具象的なもの

現代美術助成, テルモ生命科学芸術財団, Apr, 2018 - Mar, 2019

大崎晴地
精神科病棟での神経現象学リハビリテーションにおける建築的環境の研究

笹川科学研究助成（実践）, 日本科学協会, Apr, 2018 - Mar, 2019

大崎晴地
精神科病棟での神経現象学リハビリテーションにおける環境と道具の実践

笹川科学研究助成（実践）, 日本科学協会, Apr, 2016 - Mar, 2017

大崎晴地