2012年4月 - 2016年3月
知的障害者の離職プロセスを手がかりとした就労支援モデルの構築
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究では知的障害者の離職について、就労を継続できなくなったという帰着点ではなく、次の就労へとつなげるプロセスとしてとらえ、それまでに至る問題や課題を整理・分析した。その結果、就労意欲の阻害要因として、対人的要因、技術的要因、社会的要因の3つのカテゴリーを抽出した。離職後支援には、就労支援者による阻害要因への対処や、問題解決のためのシステムづくりを通して、本人の発達を見極めた多面的なアセスメントと、就労上の課題から生活全般に及ぶ課題への対応を含んだ、横断的な支援機関との連携の必要性が示唆された。
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- 課題番号 : 24530729
- 体系的課題番号 : JP24530729