論文

査読有り
2018年2月20日

Pedagogical Agentの導管メタファ・ジェスチャが学習者の理解に与える効果

情報処理学会論文誌教育とコンピュータ(TCE)
  • 長谷川 大
  • ,
  • 白川 真一
  • ,
  • 佐久田 博司

4
1
開始ページ
83
終了ページ
92
記述言語
日本語
掲載種別

本論文では,Pedagogical Agent(PA)が説明を行う際に用いる導管メタファ・ジェスチャが,学習者における専門用語の記憶定着,抽象概念間の関係性の理解,学習体験,および,PAの知覚に与える影響を評価する.実験は,ジェスチャ要因(スピーチ・ジェスチャ・マッチ条件vs.スピーチ・ジェスチャ・ミスマッチ条件vs.ジェスチャなし条件)を操作する1要因3水準参加者間実験デザインとし,用語記入課題,図形選択課題,およびアンケートによって評価を行った.大学生140名によるオンライン実験の結果,スピーチ・ジェスチャ・マッチ条件で,スピーチ・ジェスチャ・ミスマッチ条件およびジェスチャなし条件と比較して,図形選択課題スコアに向上がみられた.またスピーチ・ジェスチャ・マッチ条件で,ジェスチャなし条件と比較して,参加者がより学習内容の理解に努めていたことが明らかになった.これらのことより,PAの導管メタファ・ジェスチャは学習者にとって内容理解の補助になることが示唆された.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/170000149325
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA12697953
URL
http://id.nii.ac.jp/1001/00185820/

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