共同研究・競争的資金等の研究課題

2018年4月 - 2022年3月

法存在と法活用のギャップ克服に向けた実証的研究

日本学術振興会  科学研究費補助金(若手研究)  若手研究

課題番号
18K12617
体系的課題番号
JP18K12617
担当区分
研究代表者
資金種別
競争的資金

本研究は当事者が法システムにアクセスする際に生じる多くの障壁について実証的に明らかにすることを目的としている。とりわけ、当事者が法システムを実際に活用する際の心理的側面に着目し、法システムから排除されやすい状況にある人々が法システムにアクセスする際に直面する困難性とその克服方法についてフィールドワークを通して実証的に解明することを目指すものである。
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本年度は、法システムを活用する当事者自身が法的存在(法的機関、法専門職)をどのように認識しているのかに焦点化して聴き取りを行った。そこからは、これまで実施してきた聴き取り調査から得られた共通点(専門職達の持つ権威性に対する拒否感、躊躇、近寄りにくさ)が同様に語られた。拒否感や躊躇の緩和のきっかけとしては法専門職との雑談などが示され属人的要素が何かしらの心理的障壁の緩和に役立った可能性が示唆されたが、聴き取り件数が少ないため十分な解明が出来ているとは言えない。
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これまでの調査からある程度示されてきた知見、すなわち専門職と自身との共通点の発見、相手方の熱量、真摯な態度、などが法的存在に対する拒否感等を緩和される点が共通して言えそうではある。今後は引き続きオンラインでの調査を重ねる中で、得られた調査データを整理分析しアクセス促進要素を抽出することに努める。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18K12617
ID情報
  • 課題番号 : 18K12617
  • 体系的課題番号 : JP18K12617

この研究課題の成果一覧

講演・口頭発表等

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