共同研究・競争的資金等の研究課題

2019年4月 - 2023年3月

IRの専門性活用と大学の文脈の相互構造に関する研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)
  • 橋本 智也
  • ,
  • 白石 哲也

課題番号
19K02874
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
4,030,000円
(直接経費)
3,100,000円
(間接経費)
930,000円

聞き取り調査:
1年目の研究実施計画では、国内の大学を訪問調査し、2年目に実施予定のアンケート調査で問うべき内容を探索的に検討するとしていた。しかし、新型コロナウイルス感染症の感染状況の影響で、1年目に予定していた訪問調査を全て実施することができなかった。そのため、2年目に追加調査を行うとともに、アンケート調査は3年目に実施することとした。2年目の追加調査に関して、訪問調査が難しいため、Web会議システムまたはメールを用いて、オンラインで調査を実施した(公立大学4校;小規模1校、中規模2校、大規模1校)。調査対象者に関して、1年目と同様、原則としてIR担当者だけでなく、大学執行部、もしくは大学執行部の期待について回答できる役職者を対象に調査を行った 。聞き取り内容は、1年目と基本的には同じとしたが、2年目は、「IR組織への期待に対する新型コロナウイルス感染症拡大の影響」についての設問を加えた。
2年目の追加調査の結果は、1年目に行った類型化(6類型)の範囲に収まるものであり,公立大学特有の明確な特徴は見られなかった。また、追加した設問「IR組織への期待に対する新型コロナウイルス感染症拡大の影響」については、オンライン教育が広く普及した状況における新たな学修成果の評価の支援等を期待する様子が見られた。このように、大学の文脈とIRの専門性の関係について、3年目に実施予定のアンケート調査で問うべき内容を探索的に検討し、今後のさらなる検証のための知見を得ることができた。
米国への訪問調査:
当初の計画では、アンケート調査の結果を踏まえて、米国の大学を訪問調査し、日米比較や、日本に応用可能な知見の検討を行うとしていた。しかし、アンケート調査の結果が出ておらず、海外での調査が難しいこともあり、米国への訪問調査は実施できなかった。

リンク情報
論文
IR組織・担当者の能力と大学執行部の期待の関係 : ヒアリング調査に基づく類型化
論文
大学評価・IR担当者が有する素養の醸成に影響を及ぼす要因の推定:大学評価コンソーシアム会員に対する平成30年度調査の結果分析の報告
講演・口頭発表等
IRは大学の期待に応えられているのか:小規模大学におけるヒアリング調査を通じて
ID情報
  • 課題番号 : 19K02874
  • 論文の業績ID : 36554229
  • 論文の業績ID : 36454428
  • 講演・口頭発表等の業績ID : 24735756