2016年4月 - 2020年3月
医療ビッグデータとウェアラブル機器を活用したインフルエンザの包括的モニタリング
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
①熊本県国保・後期高齢者医療レセプトデータおよびナショナルデータベース(2012~15年)を用い、それぞれ70万件および2.6億件の抗菌薬の処方動向を解析した。広域抗菌薬が約90%を占め、約70%が急性気道感染症と急性下痢症に処方された。小児、成人女性、西日本、若年者、小規模医療施設が抗菌薬処方の多さと関連した。
②熊本県国保等レセデータを用い、インフルエンザと診断された13.5万人を解析した。約90%に迅速診断検査が、約90%に抗インフルエンザ薬の処方がなされていた。診断後30日以内の入院率は31/10万人年であり、高リスク者・低リスク者とも、入院率は抗インフルエンザ薬処方群が有意に低かった。
②熊本県国保等レセデータを用い、インフルエンザと診断された13.5万人を解析した。約90%に迅速診断検査が、約90%に抗インフルエンザ薬の処方がなされていた。診断後30日以内の入院率は31/10万人年であり、高リスク者・低リスク者とも、入院率は抗インフルエンザ薬処方群が有意に低かった。
- ID情報
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- 課題番号 : 16K09254
- 体系的番号 : JP16K09254