基本情報

所属
東京大学 先端科学技術研究センター 特任准教授
学位
博士(国際政治経済学)(2012年3月 筑波大学)

連絡先
hayakawa.tsukuba36gmail.com
研究者番号
90804253
J-GLOBAL ID
201601013136724078
researchmap会員ID
B000257821

現在は、以下の3つの関心から研究・教育・実践をしています。

① 「これからのまちづくり」の理念や実践に関する研究 (まちづくり/アナキズム/SDGs)

主に開発(の)人類学や地域活性研究、ソーシャルイノベーション論の観点から、「まちづくり」と呼ばれる地域開発やコミュニティ・デザインについて関心があります。とくに「アナーキーなまちづくり」という観点から、現今のまちづくりや地方創生の施策を相対化しながらこれからのあり様を考えています。

対象:つくば市(筑波山麓地域)、九州山地の在来作物の調査

 

② 地域志向教育の構想や設計に関する研究 (CBL・中動態・自己変容)

①のトピックに接近するにあたって、とくに大学教員になってから教育との連関を強く意識するようになりました。その関心に基づき、地域人材育成・地域志向教育(Community-Based Learning)の制度やプログラム、教授法についてのSoTL(Scholarship of Teaching & Learning:教育と学習の探究)を進めています。

対象:大学でのCBL実践、文科省COC(地の拠点整備事業)など日本の制度、地域人材育成の講座

 

③ 文化人類学を社会・地域・組織に応用する方法論の研究 (デザイン思考/共創/アティチュード)

①や②に関連して、昨今ビジネスや公共領域でフィールドワークやエスノグラフィ(分析)という文化人類学の主要な方法を問題解決に適用する方法が注目されており、その方法の開発や応用人類学の学説史研究に取り組んでいます。

現在の取組み:障害をもつ方の支援事業への関与、環境系NPOの質的な事業評価法の開発、大学行政業務(IRやFD)へのデザイン思考等のアプローチ、投資行動への人類学的知見の適用

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これらを進めるにあたり大切にしていることは、他分野ならびに非研究者との共同・協働です。

①は農学や社会経済史学の研究者

②は行政や地元の方々、および教育ファシリテーター

③は企業や非営利組織の関係者

…と進めています。もし関心が重なる方はぜひお話しできればと思います。


委員歴

  16

受賞

  12

論文

  23

MISC

  38

書籍等出版物

  13

講演・口頭発表等

  76

担当経験のある科目(授業)

  56

所属学協会

  6

Works(作品等)

  1

共同研究・競争的資金等の研究課題

  8

学術貢献活動

  7

社会貢献活動

  20

メディア報道

  18

その他

  15