MISC

2007年3月

腐食性ガスを用いない方法による塩化ガドリニウムの調製

JAEA-Research 2007-027
  • 柴田 裕樹
  • ,
  • 林 博和
  • ,
  • 湊 和生

開始ページ
17
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaea-research-2007-027

高純度なマイナーアクチノイド(MA)塩化物調製への適用を目指して、塩素,塩化水素などの腐食性ガスを用いずに酸化物から塩化物を調製する方法を検討した。また、MAの模擬物質としてガドリニウムを用いたコールド試験により、調製条件の最適化を実施した。濃塩酸に酸化ガドリニウム(Gd$_2$O$_3$)と塩化アンモニウム(NH$_4$Cl)を溶かし、窒素気流中で加熱することで無水の複塩((NH$_4$)$_2$GdCl$_5$)を得ることができた。さらに、得られた無水複塩を真空下350$^{\circ}$Cで加熱することで複塩を含まない高純度な三塩化ガドリニウム(GdCl$_3$)を得た。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-research-2007-027
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5006666
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-research-2007-027

エクスポート
BibTeX RIS