論文

査読有り
2009年5月

還元抽出によるランタノイドとアクチノイドの分離係数への酸化物イオンの影響

Radiochimica Acta
  • 森山 裕丈*
  • ,
  • 森谷 公一*
  • ,
  • 戸田 太郎*
  • ,
  • 林 博和

97
4-5
開始ページ
233
終了ページ
236
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.1524/ract.2009.1602

溶融塩と液体金属を用いた還元抽出系であるNaCl-KCl/液体Ga系(1073K)において、Am, Ce及びEuの分配係数を測定した。溶質濃度を変化させた実験結果より、分配係数は系内の酸化物イオン濃度に強く影響され、AmO$^+$やCeO$^+$などが生成することが示唆された。また、Amのマスバランスは酸化塩化物や酸化物といった沈殿物の生成に影響されることが示された。これらを考慮に入れると、この系におけるAmとCeの分離係数は下限値として約30と評価された。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.1524/ract.2009.1602
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5014243
ID情報
  • DOI : 10.1524/ract.2009.1602
  • ISSN : 0033-8230

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