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Sep, 2020

大腸内視鏡のための教師なし深度画像推定法における補助タスク検討

日本医用画像工学会大会予稿集
  • 伊東 隼人
  • ,
  • 小田 昌宏
  • ,
  • 森 悠一
  • ,
  • 三澤 将史
  • ,
  • 工藤 進英
  • ,
  • 堀田 欣一
  • ,
  • 高畠 博嗣
  • ,
  • 森 雅樹
  • ,
  • 名取 博
  • ,
  • 森 健策

Volume
39回
Number
First page
563
Last page
568
Language
Japanese
Publishing type
Publisher
日本医用画像工学会

医用画像理解においては人体に関する3次元情報の抽出が非常に重要である.一方で,一般的な大腸内視鏡では2次元画像もしくはそれらの時系列集合しか得られない.大腸内視鏡診断におけるコンピュータ支援診断システムを構築する上で,単眼画像から大腸形状の3次元情報を抽出・推定する技術が求められている.先行研究として,多視点幾何学に基づくカメラ運動推定を視差推定の補助タスクとして加えた深度推定方法が提案されている.しかし,あくまで相対的な深度情報しか得られない上にその推定精度が不十分であると報告されている.本研究では深度推定の高精度化を目的に,拡散反射モデルを深度推定に組み込むための補助タスクを提案し,先行研究との比較実験的を行った.実験結果より提案した補助タスクが大腸腸壁のテクスチャに起因する誤推定を抑制することを示し,深度推定の高精度化を達成した.(著者抄録)

ID information
  • Ichushi Web ID : UA06440218

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