MISC

2012年7月

核設計基本データベースの整備,14; JENDL-4.0に基づく高速炉核特性解析の総合評価

JAEA-Research 2012-013
  • 杉野 和輝
  • ,
  • 石川 眞
  • ,
  • 沼田 一幸*
  • ,
  • 岩井 武彦*
  • ,
  • 神 智之*
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  • 長家 康展
  • ,
  • 羽様 平
  • ,
  • 千葉 豪*
  • ,
  • 横山 賢治
  • ,
  • 久語 輝彦

開始ページ
411
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaea-research-2012-013

最新知見に基づいた高速炉の核設計精度の評価を行うため、国内で最新の評価済核データファイルJENDL-4.0を用いて、高速炉の種々の核特性にかかわる実験及び試験の解析を行った。具体的には、臨界実験装置としてZPPR, FCA, ZEBRA, BFS, MASURCA, LANLの超小型炉心、実機プラントとしてSEFOR,「常陽」,「もんじゅ」で行われた炉物理実験/試験及び照射試験にかかわる合計643特性を対象とした。解析においては、基本的に標準的な高速炉の核特性解析手法を採用し、最確評価となるように詳細な計算を行った。また、得られた解析結果について、実験誤差、解析モデルにかかわる誤差、核データに起因する誤差の観点から検討を行い、炉心間あるいは核特性間の整合性を総合的に評価した。さらに、これらの評価結果を活用して、高速増殖炉サイクル実用化研究開発(FaCTプロジェクト)で設計が進められている高速炉炉心の核特性予測精度の評価を行った。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-research-2012-013
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5035118
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-research-2012-013

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