2015年4月 - 2018年3月
ベクターコントロールが及ぼす希少野生動物への影響評価と新規感受性評価法の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 15H02825
- 体系的課題番号
- JP15H02825
- 担当区分
- 研究分担者
- 配分額
-
- (総額)
- 14,690,000円
- (直接経費)
- 11,300,000円
- (間接経費)
- 3,390,000円
本研究では、アフリカのベクターコントロール地域である南アフリカのKwaZulu-Natal州に注目し、その汚染状況の調査および生息する生物に対する毒性影響評価を実施した。
家禽に着目した調査の結果、肝臓中DDT濃度は中央値として920 ng/g ww、最大濃度で14,400 ng/g wwと非常に高い値を示した。リアルタイムRT-PCR法により遺伝子発現解析を実施した結果、脂質代謝や合成や性ステロイドホルモン合成に関与する遺伝子群に影響を与えている事が明らかになった。本研究結果は、DDTが生体に一定の影響を与えている事を示しており、今後より適切なベクターコントロールを実施する必要性を示唆する。
家禽に着目した調査の結果、肝臓中DDT濃度は中央値として920 ng/g ww、最大濃度で14,400 ng/g wwと非常に高い値を示した。リアルタイムRT-PCR法により遺伝子発現解析を実施した結果、脂質代謝や合成や性ステロイドホルモン合成に関与する遺伝子群に影響を与えている事が明らかになった。本研究結果は、DDTが生体に一定の影響を与えている事を示しており、今後より適切なベクターコントロールを実施する必要性を示唆する。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 15H02825
- 体系的課題番号 : JP15H02825