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2014年6月19日

4H-SiCにおける熱酸化界面構造の酸化雰囲気による相違 (シリコン材料・デバイス)

電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報
  • 平井 悠久
  • ,
  • 喜多 浩之

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88
開始ページ
97
終了ページ
100
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

赤外分光法(IR)を用いると4H-SiC Si面とC面に成長するdry酸化膜の界面構造の違いを高感度に検出可能である。さらに酸化雰囲気を変えて評価を行ったところ、4H-SiC熱酸化界面構造は酸化雰囲気に強く影響されていることが分かった。まずdry酸化については、温度・酸素分圧による影響は小さいことが明らかになった。その一方、特にC面のdry酸化で顕著に見られる界面近傍における構造歪が、H_2Oを酸化種とするwet酸化では抑制された。また、2120cm^<-1>の吸収に特徴付けられる界面近傍に局在する帰属不明な構造がdry酸化のみで観察され、wet酸化ではその形成が抑制された。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009925386
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10013254
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/025590449
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110009925386
  • CiNii Books ID : AN10013254

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