兼松 秀行

J-GLOBALへ         更新日: 18/07/17 23:30
 
アバター
研究者氏名
兼松 秀行
 
カネマツ ヒデユキ
ハンドル
handle0178199
eメール
kanematsmse.suzuka-ct.ac.jp
URL
http://www1.mint.or.jp/~reihidek
所属
鈴鹿工業高等専門学校
部署
材料工学科
職名
教授
学位
博士(工学)(名古屋大学)
科研費研究者番号
10185952
Twitter ID
HideyukiKanematsu
ORCID ID
orcid.org/0000-0002-9144-6539

プロフィール

兼松秀行博士(英国金属表面処理学会フェロー:FIMF)は,三重県鈴鹿市にある国立鈴鹿工業高等専門学校材料工学科の教授であり,材料表面科学・工学における研究者である.1981年工学士,1983年工学修士,1989年工学博士となったが,そのすべての学位を名古屋大学から受けている.彼は米国表面処理協会(NASF),英国金属表面処理学会(IMF),米国素材学会(TMS),ASMインターナショナル(米国),アメリカ電気化学会(ECS, 米国),アメリカ化学会(ACS),日本金属学会(JIM),日本鉄鋼協会(ISIJ),表面技術協会(日本),日本電気化学会(ECSJ),日本熱処理技術協会(JSHT,日本溶射学会(JTSS)など国内外の様々な学協会の正会員として活躍している.

研究分野

 
 

経歴

 
2016年4月
 - 
現在
独立行政法人国立高等専門学校機構 研究推進・産学連携本部 本部員(併任)
 
2015年4月
 - 
2018年3月
国立高等専門学校機構鈴鹿工業高等専門学校 材料工学科 校長補佐・研究主事(併任)・教授
 
2015年4月
 - 
2018年3月
企業協力会鈴鹿高専テクノプラザ 事務局長(併任)
 
2015年4月
 - 
2018年3月
鈴鹿工業高等専門学校 共同研究推進センター センター長(併任)
 
2014年4月
 - 
2015年3月
国立高等専門学校機構鈴鹿工業高等専門学校 材料工学科 校長補佐・渉外担当主事(併任)
 

学歴

 
1983年4月
 - 
1986年3月
名古屋大学大学院工学研究科博士課程後期課程 工学研究科 金属工学及び鉄鋼工学専攻
 
1981年4月
 - 
1983年3月
名古屋大学 大学院工学研究科博士課程前期課程 金属工学及び鉄鋼工学専攻
 
1977年4月
 - 
1981年3月
名古屋大学 工学部 金属学科
 

委員歴

 
2017年2月
 - 
現在
日本溶射学会  第37期代議員
 
2016年9月
 - 
現在
ASMインターナショナル(米国材料学会)  Advanced Materials & Processes (AM&P)編集委員会委員
 
2016年4月
 - 
現在
三重県  三重県職業能力開発審議会委員(副委員長)
 
2016年4月
 - 
現在
表面技術協会  国際学術交流委員会委員
 
2016年4月
 - 
現在
中部イノベネット  運営委員
 

受賞

 
2018年1月
マーキース・フーズ・フー(米国) 2018年度アルバート・ネルソン・マーキース特別功労賞
 
2017年4月
マークィーズ・フーズ・フー(米国) 2017年アルバート・ネルソン・マークィーズ特別功労賞 グローバルな研究活動に対して
 
2016年1月
電気化学会溶融塩委員会 溶融塩賞 各種材料プロセスへの溶融塩技術の応用と展開
 
2012年6月
アメリカ表面技術協会 科学功績賞 熱表面処理に関する一連の研究活動
 
2012年5月
高温学会 Best Reviewer Award 金属材料表面への微生物付着とそれが引き起こす工学的問題について
 

論文

 
兼松秀行,大泉淳也,佐藤貴哉,上條利夫,本間彩夏,Dana M. Barry, 平井信充,小川亜希子,幸後健,黒田大介,綱島克彦
ECS Transactions   85 1089-1095   2018年6月   [査読有り]
あるイオン液体から形成されるポリマーブラシを用いて,その上にバイオフィルムが形成される挙動について検討をした。ポリマーブラシ試料を単一細菌が含まれる培養液で満たされたウエルに浸漬させた。二種類の細菌と培養液の組み合わせが用いられた。一つは大腸菌を含むLB培地であり,もう一つは,表皮ブドウ球菌を含むHI培地である。試料を一定時間浸漬したあと,ウエルから取り出し,ラマン分光法やクリスタルバイオレットによる染色にて,評価した。両方の最近の場合において,ポリマーブラシが形成されたが,試料を数時間水...
兼松秀行,新堂浩大,Dana M. Barry, 平井信充,小川亜希子,黒田大介,幸後健,佐野勝彦,生貝初,水之江義充
ECS Transaction   85 491-498   2018年6月   [査読有り]
グラフェンは先進材料の一つである。我々は以前の論文で,グラフェンがバイオフィルム形成に極めて敏感であることを確認した。それゆえに,将来グラフェンはバイオフィルム形成のセンサーとして用いることができるかもしれない。本実験においては,機械的剥離法により得られたグラファイトおよび多層グラフェンを用い,バイオフィルムをグラフェン上に形成させた。そしてこれをクリスタルバイオレットによる染色,ラマン分光法,希硫酸中におけるクロノアンペロメトリー法により評価した。最後の手法は,冒険的なトライアルであった...
兼松秀行, Dana M. Barry, 生貝初,吉武道子,水之江義充
Ahmed Barhoum, Mikhael Bechelany and Abdel Salam Hamdy Makhlouf編ナノファイバーハンドブック -基礎,実験手法,合成,性質および生理化学的特性について (   1(Chapter 4) 1-21   2018年3月   [査読有り][招待有り]
本章においてはバイオフィルムという概念が導入された。そのナノファイバーとの関係が材料科学的な見地から解説されている。最初に背景が説明された。またバイオフィルムがどの様に産業に影響を与えているかについても概説された。バイオフィルムとナノファイバーとの関係については,二つのタイプに分類される。一つは,細菌自体が生み出すナノファイバーである。もう一つはファイバーの役割に関したものである。ファイバーが細菌が集まることによって生じるバイオフィルムの挙動形態を規定している様に思われる。
兼松秀行, 齋藤達希,Dana M. Barry, 平井信充,幸後健,小川亜希子,綱島克彦
ECS Transaction   80(10) 1147-1155   2017年12月   [査読有り]
イオン液体によってバイオフィルム抑制を期待して,低濃度のイオン液体を用いてバイオフィルム形成を行った。2000mlの容器に低濃度が含まれる浄水と,含まれない浄水がそれぞれ別途満たされた。装置(実験室におけるバイオフィルム反応容器,LBR)はアクリル製のカラム,ポンプとタンクからなり,ポンプによって浄水はLBR中を循環するようにした。ガラス試験片が低濃度のイオン液体が含まれる浄水中に,2日から7日間浸漬された。その後試験片はクリスタルバイオレットによる染色,3D光学顕微鏡,ラマン分光によって...
兼松秀行, 佐藤瑞起,新堂浩大,Dana M. Barry, 平井信充,小川亜希子,幸後健,内海裕一,山口明啓,生貝初,水之江義充
ECS Transaction   80(10) 1167-1175   2017年12月   [査読有り]
本研究においては,グラフェン上のバイオフィルム形成が検討された。グラス上に形成されたグラフェン上へバイオフィルムを形成するために,二種類の実験室規模でのバイオフィルムリアクターが用いられた。その一つは,循環型のもので,バイオフィルムはラマン分光法により確認された。もう一つは,バクテリアが含まれる培地中に静的に浸漬する方法であった。バイオフィルム形成はクリスタルバイオレットによって評価された。当初グラフェンはバイオフィルム形成に強い抵抗力を持つと予想したが,これに反して,グラフェンはバイオフ...

Misc

 
バイオフィルム工学に関する教育・研究
兼松 秀行
熱処理   57(3) 142-142   2017年6月
表協とIMFのこと
兼松 秀行
表面技術   66(10) 437-437   2015年10月   [依頼有り]
親子二代にわたっての共晶会−もう一つのSTEM教育
兼松 秀行
共晶   28 118-119   2012年7月   [依頼有り]
熱表面処理工学に関する研究
兼松秀行
鈴鹿高専技術便り   6(6) 10-13   2002年
「ファインセラミックス,ガラス,金属材料の各々の分野における高品質部材創成プロセス制御技術に関する調査研究」-平成14年度ナノテクノロジープログラム(ナノマテリアル・プロセス技術)材料技術の知識の構造化プロジェク
曽我直弘,野城清,藤本慎司,兼松秀行ほか
委託調査研究報告書 新エネルギー・産業技術総合開発機構 委託先社団法人日本ファインセラミックス協会      2003年3月

書籍等出版物

 
バイオフィルム制御に向けた構造と形成過程―特徴・問題点・事例・有効利用から読み解くアプローチ―
松村吉信, 田代陽介, 天野富美夫, 米澤英雄, 久保田浩美, 池田宰, 千原康太郎, 常田聡, 古畑勝則, 本田和美, 大薗英一, 泉福英信, 福﨑智司, 矢野剛久, 川野浩明, 末永祐磨, 馬場美岬, 細田順平, 沖野晃俊, 兼松秀行, 河原井武人, 野村暢彦 (担当:共著, 範囲:2章 7節)
CMC出版   2017年11月   ISBN:978-4-7813-1309-2
ヒトの生活環境は、地球環境と切り離したり遮断したりすることはできない。これは常に他の生物の脅威に晒されていることを意味する。このため、ヒトは長い歴史の間に村や町、巨大都市などの都市環境を構築し、他生物からの脅威に打ち勝つ術を求めながら生活環境の快適性を確保してきた。これらは人々の英知を結集した技術革新によってもたらされたものであるが、目に見えない生物、例えば病原菌やウィルス、合成化合物によるヒトや社会、生態系への悪影響についてはまだまだ克服できていないのが現状である。特に微生物においては、...
Corrosion Control and Surface Finishing
Hideyuki Kanematsu & Dana M. Barry (担当:共編者, 範囲:27の章すべての編集作業と17の章すべての著者)
Springer Nature Japan   2016年4月   ISBN:978-4-431-55957-3
Provides unique description of surface nishing from the viewpoint of environmental friendliness
▶ Introduces novel processes for evaluating environmental friendliness
▶ The principles and concepts for understanding the surface nishing
processes ...
大学におけるeラーニング活用実践集 - 大学における学習支援への挑戦
大学eラーニング協議会・日本リメディアル教育部会監修 (担当:共著, 範囲:12章2節 大学・高専の技術者育成を支援するe-learning高等教育連携)
ナカニシヤ出版   2016年1月   
機械・金属材料学 (Professional Engineer Library)
監修:PEL 編集委員会 黒田大介編 (担当:共著, 範囲:第6章 鋳鉄)
実教出版   2015年10月   
STEM and ICT Education in Intelligent Environments
Hideyuki Kanematsu & Dana M. Barry (担当:共著, 範囲:全章共同執筆)
Springer, Heidelberg   2015年5月   

講演・口頭発表等

 
グラフェンを分散させたシラン系樹脂コーティングとその免疫力
兼松 秀行
2018年材料科学および材料工学講演大会 (MS&T18)シンポジウム名;次世代のバイオマテリアル", セッション名;バイオマテリアル5, 10月14日-18日,アメリカ合衆国オハイオ州コロンバス市グレーターコロンパスコンベンションセンター   2018年10月17日   
招待講演:"弱交流電磁場下での大腸菌および表皮ふどう球菌により形成されるバイオフィルム形成挙動” [招待有り]
兼松 秀行
2018年材料科学および材料工学講演大会 (MS&T18)シンポジウム:マイクロ波,電磁場,超音波,機械的な作用を用いた材料のプロセスと機能 - Rustom Royシンポジウム",セッション2, 10月14日-18日,アメリカ合衆国オハイオ州コロンバス市グレーターコロンパスコンベンションセンター   2018年10月15日   
招待講演:"ラマン分光法に基づいたバイオマテリアルの感染性評価" [招待有り]
兼松 秀行
2018年材料科学および材料工学講演大会 (MS&T18)シンポジウム名:バイオマテリアルの表面性質について,セッション名:医療機器表面の性質と生物学的相互作用, 10月14日-18日,アメリカ合衆国オハイオ州コロンバス市グレーターコロンパスコンベンションセンター, October 14-18, Greater Columbus Convention Center, Columbus, Ohio, USA   2018年10月15日   
PBL を用いた授業のアクティブ化へのパイロット研究 - リアルワールドからバーチャルワールドへ [招待有り]
兼松 秀行
第2回専門職技術者初期高等教育シンポジウム(日本技術士会中部本部倫理委員会・教育促進小委員会)   2018年9月16日   
市販の電気眼球センサーを用いて測定されたいくつかの心理学的応答とその応用 [招待有り]
兼松 秀行
知識情報工学システムに関する第22回国際会議(KES 2018, 9月3日-5日,セルビア・ベオグラード)   2018年9月4日   

担当経験のある科目

 

Works

 
マレーシアにおける水環境と浄化処理の実状及び関連材料に関する調査研究
1994年
マレーシアにおける廃棄物処理とリサイクリングの現状に関する調査研究
1995年
高放射率塗膜に関する研究
2001年
オゾン環境下における各種めっき材の耐食性
2001年
レーザー照射による表面合金皮膜の生成
2001年

競争的資金等の研究課題

 
グラフェンの生体内重合物質感受性と感染力センサーへの適用に関する基礎的研究
日本学術振興会: 科学研究費助成事業・基盤研究(c)
研究期間: 2017年4月 - 2020年3月    代表者: 兼松 秀行
効果的な仮想空間内アクティブラーニング実現へ向けた生体情報利活用手法の構築
日本学術振興会: 科学研究費助成事業・基盤研究(c)
研究期間: 2016年4月 - 2019年3月    代表者: 小川 信之
バイオフィルム生成超初期過程の走査型イオン伝導顕微鏡その場観察
日本学術振興会: 科学研究費助成事業・基盤研究(c)
研究期間: 2016年4月 - 2019年3月    代表者: 平井信充
鉄鋼材料表面に形成されたバイオフィルムの鉱物化に関する研究
日本学術振興会: 科学研究費助成事業・基盤研究(c)
研究期間: 2015年4月 - 2018年3月    代表者: 生貝初
温泉熱利用発電のためのスケール対策物理処理技術の研究開発
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構: 地熱発電技術研究開発
研究期間: 2014年4月 - 2018年3月    代表者: 田路 和幸

特許

 
特願2014-036716 : バイオフィルム形成能を抑えた防汚コンポジット被膜
兼松秀行,幸後健,野田美和,和田憲幸,水越重和,佐野勝彦
Method for Producing a Tin-Nickel Alloy Film
US Patent, US6,602,354
Method for Producing a Tin-Nickel Alloy Film
US Patent, US6,527,881,B1
すず-ニッケル合金膜の製造方法
特許3388403号
すず-ニッケル合金膜の製造方法
特許3388410号