基本情報

所属
International Research Center for Medical Sciences (IRCMS), Kumamoto University Principal Investigator (Associate Professor)
学位
博士(理学)(2009年3月 京都大学)

J-GLOBAL ID
201101092396125054
researchmap会員ID
B000004807

外部リンク

2018年4月より、熊本大学国際先端医学研究機構(IRCMS)で研究室をスタートしました。

IRCMSでは、神経科学の研究を進めると同時に、これまでに得た2光子イメージング技術を生かし、病態の分子細胞メカニズムの生体解析や、異分野融合を目指すことで、研究を進めて参ります。

 

(2014年4月)

筆頭著者の論文がNeuronに発表されました(In this issue/Issue highlightsに抜粋されました!)。

新しく開発した1細胞標識法と2光子顕微鏡観察を組み合わせることなどにより、新生仔マウスの大脳皮質の神経回路形成過程を直接観察することに成功しました。

 

(2016年12月)

新しく2光子顕微鏡を導入することに成功しました!

Leica社製SP8(2ch HyD検出器, resonant scanner搭載)

この顕微鏡で、脳神経回路がどのようにできるかを、さらに迅速に解明します。研究を通し、社会の発展に貢献して参ります。

 

(2018年1月)

共責任著者・筆頭著者である論文が、Cell Reportsに発表されました!

新生仔マウスの大脳皮質体性感覚野に、パッチワーク状の自発的同期活動が存在することを発見しました。出生直後の大脳皮質では自発的同期活動による神経回路の『試運転』が行われており、これが正しい神経回路形成に関わると考えられます。

 

 (2021年2月)

単独責任著者論文が、J Neurosciに発表されました!

パッチワーク状自発活動の同期レベルの調節にNMDA型グルタミン酸受容体が働くことを示しました。

 

(2022年5月)

計画班員として応募していた学術変革領域研究Bが採択されました!

健やかな脳神経回路をつくる同期神経活動の役割を解明することを通し、社会に貢献して参ります。

 

 (2022年7月)

最終著者・責任著者論文が、Commun Biolに採択されました!

神経科学分野で開発した新生児生体イメージングを、骨髄内幹細胞の発達の観察に応用することに成功しました。

 

(2022年8月)

博士課程大学院生のMadhuraさんの学位の元となる論文がFront Neurosciに採択されました!

神経線維腫症1型の原因遺伝子NF1を含むRasGAPが大脳皮質神経回路形成に関わることを報告しました。

水野はResearch topic Editorも兼任しています(Curia, Camerena, Manjarrez, and Mizuno, 2022)


学歴

  2

主要な論文

  25

書籍等出版物

  1

主要なMISC

  10

主要な講演・口頭発表等

  45

主要な共同研究・競争的資金等の研究課題

  33

所属学協会

  1

学術貢献活動

  6

社会貢献活動

  1

メディア報道

  3

研究キーワード

  1