基本情報

所属
名城大学 都市情報学部 准教授
学位
博士(経済学)(2020年3月 京都大学)

研究者番号
00853532
J-GLOBAL ID
202001014589234640
researchmap会員ID
B000381763

■研究者プロフィール
日隈 美朱(ひぐま・みあけ)
富山大学 経済学部 経済経営学科 助教

1985年、愛知県岡崎市生まれ。

京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了(学修認定退学)。経済学博士。

名古屋経済大学准教授を経て、2022年より現職。

 

■主な研究業績
・日隈 美朱(2025)「ノリ産業における共同販売の必要性(2)―ノリ養殖従事者を対象にした共販アンケートの結果より―」『いのちとくらし研究所報』(90), pp.68–83.
・日隈 美朱(2025)「海苔産業における流通機構の進展 ―高度経済成長期における九州有明海地区を事例に―」『富山大学紀要 富大経済論集』70(2–3), pp.231–260.
・日隈 美朱(2024)「戦前海苔産業における同業組合の組織と機能 ―三河乾海苔同業組合を事例にして―」『富山大学紀要 富大経済論集』70(1), pp.27–60.
・日隈 美朱(2024)「ノリ産業における共同販売の必要性(1)―ノリ養殖従事者を対象にした共販アンケートの結果より―」『いのちとくらし研究所報』86, pp.40–56.
・日隈 美朱(2023)「組合事業の経済効果と課題 ―鬼崎漁業協同組合におけるノリ共同乾燥施設を事例に―」『いのちとくらし研究所報』(83), pp.50–71.
・日隈 美朱(2023)「コロナ禍におけるZ世代の海苔の嗜好性に関する考察―2021年度学生アンケート結果より―」『人文科学論集』102, pp.1–22.

 

■主な受賞

第9回 日本流通学会 論文賞(2018年)
「水産加工品産業における流通機構の進展―戦前・戦後における海苔共販の成立・定着過程」『流通』(41):33–46.

 

■メディア掲載
「ノリ共同販売の経済的意義」『日本経済新聞』私見卓見(2022年7月13日)

チューリップテレビ『アルスの礎~富山大学 知の冒険者たち~』

#26「海苔文化を経済する」(2024年8月18日放送)
https://youtu.be/eanEQfit6ik?si=PVmxg3V74x58YQU8

 

■SNS

Instagram→https://www.instagram.com/higumamiake/

Facebook→https://www.facebook.com/miake.higuma

 

■発信タグ

#日隈海苔研究室 #goto海苔屋さん 

#そんな海苔を作ってくだすった人たちに感謝

#そんな海苔を売ってくだすった人たちに感謝

#そんな海苔を使ってくだすった人たちに感謝

 

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以下、自己紹介など…

■ 研究の出発点 
愛知県田原市で海苔養殖を営んでいた母の話を聞いて育ちました。

母の世代ではまだ農閑期の副業として手漉きによる海苔づくりが行われており、冬の風物詩として海辺の風景に溶け込んでいました。

その後、私の伯父たちは地域でいち早く自動乾燥機を導入し、大規模化によって1990年代まで生産を継続していたそうです。

こうした話を聞くなかで、単なる産業としてではなく、生活や季節、家族の歴史とともにあった海苔養殖という営みに自然と関心を持つようになりました。制度や経済の視点に加えて「人びとはどのように生きて、どのようにして働いてきたのか?」という個人の営みに目を向ける姿勢は、幼少期の原体験から育まれたものです。

 

■ 研究テーマ 「生産・流通・消費をつなぐ海苔産業研究」
現在は海苔産業を中心に、生産者組織の形成や生産活動の現場、流通制度の展開、モノづくりとしての加工・製品化、さらには消費傾向や市場構造の変化に至るまで、産業の上流から下流までを総合的に捉える研究に取り組んでいます。

とくに重視しているのが、「共販制度」の歴史的変遷と実態運用の両面からの分析です。

共販制度は、戦前の同業組合による出荷調整や乾海苔検査の仕組みに端を発し、戦後の水産流通制度のなかで再編・制度化され、現在まで引き継がれています。この制度を軸に据えることで、制度・組織・市場・生産者という異なる次元の相互作用を多角的に読み解こうとしています。

具体的には、協同組合の事業運営、加工・流通業者(指定商社や問屋、海苔屋さん)との関係性、入札制度・委託販売といった価格形成の仕組み、さらには消費者ニーズの変化といった観点から、産業を構成する各主体がどのように制度に対応し、あるいは制度を再編しているのかを分析しています。

また不作や気候変動といった環境要因の影響も踏まえながら、制度の限界や見直しの必要性と、それに対する現場の創意工夫や制度内での試行錯誤にも注目しています。こうした動態を実証的に捉え、産業の持続性と制度の調整可能性を考察することが、私の研究の主軸です。


主要な研究キーワード

  25

講演・口頭発表等

  26

担当経験のある科目(授業)

  8

共同研究・競争的資金等の研究課題

  3

社会貢献活動

  24

メディア報道

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