2010年 - 2012年
酸化ストレス性疾患へ GAPDH ドミナントネガティブ分子を治療応用する為の基盤研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究では、GAPDH凝集が関与する酸化ストレス誘発細胞死カスケードにおいて、我々が新規に同定したGAPDHドミナントネガティブ分子(C152A-GAPDH)の治療効果を個体レベルで検討する目的で、C152A-GAPDHのコンディショナル・トランスジェニックマウスの作製を行った。結果、2系統のテトラサイクリン誘導型C152A-GAPDHトランスジェニックマウスを確立した。現在、酸化ストレス性疾患モデルとして、メタンフェタミン誘発性パーキンソン様モデルと脳卒中モデル(中大脳動脈閉塞モデル)を用いて、確立したテトラサイクリン誘導型C152A-GAPDHトランスジェニックマウスでの効果を検討しており、酸化ストレス性疾患への治療応用の可能性について検証中である。
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- 課題番号 : 22580339
- 体系的課題番号 : JP22580339
この研究課題の成果一覧
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講演・口頭発表等
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Alzheimer’s Association International Conference (AAIC) 2014 2014年7月16日
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43th annual meeting of the Society for Neuroscience. 2013年11月12日
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11th International Conference on Alzheimer’s and Parkinson’s Diseases 2013年3月9日
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創薬薬理フォーラム第18回シンポジウム「神経細胞保護」 2010年6月 招待有り