MISC

2009年11月4日

時間遅れフィードバック制御された系における解の一様終局有界性について

電子情報通信学会技術研究報告. NLP, 非線形問題
  • 山末 耕平
  • ,
  • 引原 隆士

109
269
開始ページ
35
終了ページ
38
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

時間遅れフィードバック制御は,連続時間のカオス制御法であり,カオスアトラクタに内在する不安定周期軌道を安定化可能なことで知られている.本報告では,Lyapunov-Razumikhinの方法に基づいて,あるクラスの2次元非自励系に速度を出力として同制御法を適用した場合に,フィードバックゲインによらず,解が一様終局有界となることを示す.さらに,速度を出力として同制御法を適用したtwo-well Duffing系に生じる解の挙動について数値的に検討する.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110007504845
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10060800
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/10478252
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110007504845
  • CiNii Books ID : AN10060800

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