1995年3月27日
時間遅れフィードバック制御された磁気弾性系カオスシステムのフィードバックゲインについて
電子情報通信学会総合大会講演論文集
- ,
- ,
- 巻
- 1995
- 号
- 開始ページ
- 419
- 終了ページ
- 420
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
従来よりカオスを発生する様々な回路・システムが報告されており,その中でも磁気弾性ビームと複数の永久磁石からなる系はダフィング方程式で表されることがよく知られている.この系に関しては,パラメータ空間のカオス領域,分岐の様相は実験的にかつ解析的に詳細に研究されてきた.近年,カオス振動に内在する不安定周期軌道を安定化する制御の種々の制御方式が提案され,実験的に成功した制御例も報告されている.著者らは,以前よりPyragasが提案した時間遅れフィードバック制御法に着目し,以前より磁気弾性系への制御則の適用を実験的に進めてきた.本報告では,実験においてフィードバックゲインの設定が困難な場合が多いことを考慮して,数値計算でゲインとシステムパラメータの関係を検討する.
- リンク情報
-
- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110003248099
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10471452
- ID情報
-
- CiNii Articles ID : 110003248099
- CiNii Books ID : AN10471452