2017年7月 - 2020年3月
質量分析計によるトキソプラズマ症の再活性化検出法及び重症度の評価法の確立
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
トキソプラズマ症は原虫トキソプラズマ(本虫)感染で発症する。本虫は宿主の免疫状態により急増虫体あるいはシストを形成する緩増虫体とステージ変換を行うが、その関与因子を解析することは病原性や再発機序を解明する点で非常に重要である。
今回、in vitro本虫感染実験を行い、培養条件を変化させステージ変換の動向を分析し、各々のステージの培養上清を冷凍保存し、質量分析計によるタンパク質レベルでの解析に備えた。in vivo感染実験ではマウスの急性期あるいは慢性期の血清を同様に保存した。さらに、全国の医療施設から送付された臨床検体の残余検体より、病勢に関与する因子の質量分析を試みた。
今回、in vitro本虫感染実験を行い、培養条件を変化させステージ変換の動向を分析し、各々のステージの培養上清を冷凍保存し、質量分析計によるタンパク質レベルでの解析に備えた。in vivo感染実験ではマウスの急性期あるいは慢性期の血清を同様に保存した。さらに、全国の医療施設から送付された臨床検体の残余検体より、病勢に関与する因子の質量分析を試みた。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 17KT0124
- 体系的課題番号 : JP17KT0124