2019年12月
女性における健常例と寛骨臼形成不全例での脛骨-大腿骨回旋および膝蓋骨傾斜角の違い
新潟整形外科研究会会誌
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- 巻
- 35
- 号
- 2
- 開始ページ
- 87
- 終了ページ
- 91
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 新潟整形外科研究会
女性の健常例と寛骨臼形成不全(DDH)例における脛骨-大腿骨回旋角(TFR)、大腿骨前捻(FNA)、膝蓋骨傾斜角(PTA)の違いとその関連を調査した。対象は単純X線上明らかな異常を認めない44例88肢(健常群)と、寛骨臼回転骨切り術を行ったDDH 73例146肢で、両群の患者背景に有意差はなく、健常群のTFRは約0度であり、DDH群では健常群と比較してFNA、TFR、PTAが有意に大きく、Patellar Shiftは有意に小さかった。また、両群ともPTAとTFRは中等度の相関関係を示したが、PTAとFNAはとの間に強い相関関係は認めなかった。
- ID情報
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- ISSN : 0914-6636
- 医中誌Web ID : 2020227305