2012年9月25日
セミパラチンスク地区住民の核実験に起因する認識構造
原子爆弾後障害研究会特集号
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- 巻
- 53rd
- 号
- 0
- 開始ページ
- 280
- 終了ページ
- 285
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 長崎大学
カザフスタン共和国・セミパラチンスク核実験場では,1949年より1989年までの40年間に計450回以上の核実験が旧ソ連により実施され1,2),その被災者は数十万人以上と推計されている3). 広島大学における我々の研究チームは2002年より,セミパラチンスク地区住民の健康状態や被曝の経路,核実験体験の内容や心的影響を中心に構成したアンケート調査及び証言収集調査を実施している4,5).カザフ放射線医学環境研究所の共同研究者とともに現地を訪問し,個々の被災者から直接回答や証言を聞き取り,核実験被害の全体像解明を試みている. 本稿では調査のうち証言部分のみを用い,セミパラチンスク地区住民の核実験に起因する認識構造の一端を検討したい.
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 0369-3228
- J-Global ID : 201302288739362219
- CiNii Articles ID : 110009525855
- CiNii Books ID : AN00275753
- identifiers.cinii_nr_id : 9000019246866