2017年4月 - 2020年3月
HLA結合抗原ペプチド変異はヒトマラリア感染免疫を変化させるか
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 17H04072
- 体系的課題番号
- JP17H04072
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 17,810,000円
- (直接経費)
- 13,700,000円
- (間接経費)
- 4,110,000円
年間40万人が死亡する熱帯熱マラリアには、重症、症候性、無症候性の、病態の異なるマラリア患者が存在している。これらの病態形成にはHLAを始めとする宿主の免疫能個体差およびマラリア原虫遺伝子の多様性が相互に関与していると考えられる。そこで、マラリア感染症の病態形成メカニズムを免疫遺伝学的な観点から解明することを目的として、各病態群の感染原虫およびヒト宿主遺伝子群の多型を次世代シーケンサーにより解析した。フィリピン島嶼部住民由来の血液サンプルから得たDNAから、マラリア原虫遺伝子、中でもワクチン候補として重要視されているTAM遺伝子の増幅、解析に成功し、遺伝子多型の存在を明らかにした。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 17H04072
- 体系的課題番号 : JP17H04072