2005年7月22日
屈折コントラストイメージングによるコントラスト増強の研究 : 被曝量の観点から
電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス
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- 巻
- 105
- 号
- 221
- 開始ページ
- 51
- 終了ページ
- 54
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 社団法人電子情報通信学会
従来のX線吸収イメージングの問題点として対象物が小さいときにはコントラストが低くなり、観察のためには放射線被曝量が増加するという問題がある。しかし我々はコヒーレントなX線を用いた屈折コントラストイメージングによってこれらの問題点を回避できる可能性があると考える。コヒーレンス度の高いX線源をもちいることによりコントラストの高いイメージングが可能になり被曝線量を低下させることが可能となる。本研究では肺癌のイメージングにおいて低線量で高分解能、高コントラストの画像が得られることを簡単化したモデルを用いて証明した。肺癌のモデルとして水の密度の小球を対象として、モンテカルロ法を用いてX線により生じる画像のコントラストと観察に必要なS/N比の観点から被曝線量の評価を行った。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110003288227
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN1001320X
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110003288227
- CiNii Books ID : AN1001320X
- identifiers.cinii_nr_id : 9000004759029