基本情報

所属
白百合女子大学
学位
文学士(南山大学)
国際学修士(上智大学)
社会学Ph.D.(University of Notre Dame)

連絡先
ke-hiraosophia.ac.jp
研究者番号
70158335
J-GLOBAL ID
200901017246177048
researchmap会員ID
1000293750

2009- 家族と社会のサステナビリティー
2009- ジェンダーと環境
2004-2012 家族の教育戦略と母親の就労行動
1997-2003 女性の学歴と就業行動
1998-2000 異世代間関係の日米比較
2001-   子育ての政治経済学
2002- 家族と職業:性と世代と階層関係
2002- 家族の教育戦略と母親の就業行動に関する日米比較

専門は社会学。女性の就業行動、異世代間関係、家族と教育の関連を主に研究している。伝統的性別役割分業が問い直される中、効率のよい男女の働き方と男女の機会均等とはどのような関係にあるのか。家族の中で、そして市場で、賃金労働と家事・育児労働はどのように評価されているのか。こうした問題関心のもとに、家族、労働、教育という三つの領域の接点におけるジェンダー構造の解明に取り組んでいる。教育面では全学必修科目の「人間学」、選択必修科目の「フェミニズムの社会観I, II」、「ジェンダー・労働・家族」「社会における人間形成」、および教職科目の「教職総合演習」を担当し、主に個人と社会の相互関係、人間形成における家族と教育の果たす役割、そしてそれらに通底するジェンダー構造などについて講義している。

(研究テーマ)
女性の職業経歴に関する研究
家族の教育戦略の日米比較
家族の構造と変容:日本・韓国・中国の比較
家族と社会のサステナビリティー
持続可能な開発目標と家族

(共同・受託研究希望テーマ)
家族の教育戦略と母親の就労
家族と労働の国際比較


研究分野

  1

経歴

  9

学歴

  1

論文

  52

MISC

  40

書籍等出版物

  24

講演・口頭発表等

  58

共同研究・競争的資金等の研究課題

  14

社会貢献活動

  2

その他

  17
  • 2009年4月 - 2020年3月
    教室での積極的な空間管理を通じて、活発な議論を醸成する。知識と発想のネットワークを視覚化することにより議論の深化を図る。
  • 2018年4月 - 2019年3月
  • 2016年4月 - 2018年7月
    最新のファシリテーション技術を応用したワークショップデザイン
  • 2016年4月
    インターアクティブなディスカッションをすすめるための空間配置の工夫
  • 2000年4月 - 2015年3月
    RRPL授業展開とは、1)「正しい『問い』(Research Question)の立て方」を学ぶこと、2)リサーチスキル(Research Skills)を身につけること、3)効果的なプレゼンテーション方法(Presentation Skills)を工夫すること4)リーダーシップ(Leadership)を学ぶ、この四点を目的とする。\nそのための事前指導(個別指導)にも力を入れている。
  • 1999年4月 - 2015年3月
    既存の問いに「いかに答えるか」ではなく、「いかにして新たな問いを発見するか」という学問に対する基本姿勢を涵養することに力を注いできた。受講者を小グループに分け、教材のテキストをもとに、そこからどのような問いを引き出せるか、またその問いに学生が自分の言葉で答えることができるように指導してきた。
  • 1999年4月 - 2015年3月
    講義科目は、前回の講義内容をまとめたプリント教材、「レビューノート」(もしくは「スタディーテスト」)を作成し、資料として配付している。また、リアクションペーパーを通しての質疑応答や、バズグループでのディスカッション、大教室では学生にもマイクを回すなど、インターアクティブな講義をするように努めている。
  • 2010年4月 - 2015年3月
    受講者が100人を超える授業における効率的な情報を管理方法およびインターアクティブな学習環境の創生。
  • 2002年4月 - 2008年4月
    演習科目(教職総合演習)では、受講者が常時40名を越えるため、参加者を数人ずつのグループに分け、模擬授業方式のグループ発表を中心に運営している。90分授業を3分割し、 (1)学生による模擬授業、(2)全員参加のディスカッション、(3)教員によるコメントと補足講義という構成で運営している。担当のグループは1)と2)の部分に責任を持つことで、新たな問いを発見し、ディスカッションをリードすることを学ぶ。
  • 2002年4月 - 2008年4月
    上智大学カウンセリング研究所の所員として、カウンセラー養成の生涯教育の運営に協力してきた。
  • 1999年4月 - 2008年4月
    上智大学コミュニティー・カレッジに講師として協力してきた他、地域の社会教育センターなどにて、家族に関する講座の講師を務めてきた。
  • 2007年4月
    University of Wisconsin-Madison, Center for East Asian Studiesにて、日本における家族社会学の教育実践を紹介した。
  • 2004年4月 - 2006年10月
    講義と教室内でのディスカッションを補完するサポートサイトとして、XOOPSによるHPを作成した。配布資料の管理、講義時間以外での学習と講義へのコメントが可能になるとともに、学生同士でネット上でのディスカッションが行われるようになった。また、授業時間内でカバーできない質問にも対応できるようになった。(メディアセンターの電子化教材作成のための補助金(2004,2005)の交付を受けている)
  • 2006年8月 - 2006年8月
    「キャンパスライフの現状から大学改革ニーズを探る:学生支援のポイント」をテーマに開催されたセミナーにて、12大学学生生活調査および第三回上智大学卒業生調査の結果をもとに女子学生のキャンパスライフと進路について講演した。