基本情報

所属
朝日大学 法学部(兼)大学院法学研究科 教授
学位
博士(法学)(2016年10月 明治学院大学)
博士(工学)(2021年4月 東京工業大学)
法学修士(1983年9月 広島大学)

J-GLOBAL ID
200901058880829579
researchmap会員ID
1000137667

外部リンク

はじめまして。現在、朝日大学法学部(兼)大学院法学研究科教授です。中央大学法学部法律学科卒(1980)、広島大学大学院法学研究科修士課程修了(1983、法学修士)、名古屋大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学(2006)。明治学院大学から論文博士号が授与され(2016、博士(法学))、東京工業大学大学院総合理工学研究科知能システム科学専攻修了(2021、博士(工学))。朝日大学法学部長(兼)大学院法学研究科長(2013–2017)、朝日大学図書館長(2019–2021)歴任。受賞歴は、名古屋地方裁判所長表彰(2010年:調停委員として)、愛知県民事調停協会連合会理事長表彰(2022)、瑞穂市市制20周年記念特別功労者表彰(2023年:地方自治功労)。

主要な著書として、(1) 平田勇人『信義則とその基層にあるもの』(成文堂、2006、ISBN4-7923-2502-1)、(2) 平田『AIのよる紛争解決支援~法律人工知能』(成文堂、2018、ISBN978-4-7923-2720-0)、(3) 平田『続・AIによる紛争解決支援〜人工知能の活用可能性』(成文堂、2021、ISBN978-4-7923-8086-1)、(4) Hayato HIRATA and Katsumi NITTA, "Analysis of Legal Argumentation Documents: A Computational Argumentation Approach," Translational Systems Sciences, Vol.29, 2022, Springer Nature Singapore, eBook ISBN978-981-19-2928-1, Print ISBN978-981-19-2927-4) ほか多数あります。趣味は(初心忘れず勉強の途上ですが)、Python Programmingです。幼少期から工学と法律の両面から知的刺激を与えてくれた、血縁者の故・安達芳夫・東大工学部教授と、故・合田裁判官への感謝の気持ちを忘れずに、今後も頑張りたいと思います。

上述したように、法学と工学の2つの異なる分野で文理融合を目指して研究してきましたが、紛争解決システムにおけるAI(人工知能)の実装可能性について、比較法的見地のみならず、知能情報工学の観点からさらに研究を進めてまいりたいと思います。『続・AIによる紛争解決支援~人工知能の活用可能性』は、東京工業大学の工学博士論文「ファクタと法的トポスを用いた議論文書の解析」(2021年4月30日学位取得)を基に加筆修正したものですが、人工知能学会誌37巻1号(2022年1月)66頁(特集「人工知能分野における博士論文~博士論文に見る研究テーマの動向」)で紹介していただきました。今後さらに精進してまいります。

大学で担当経験のある科目は、民事訴訟法、民法総則、数理・データサイエンス・AI、民事執行・保全法、倒産法、法社会学、消費者法、ADR法などです。実務面では、裁判所ならびに朝日大学市民無料法律相談室での膨大な数の多岐にわたる法律実務に携わってきました。20年以上の裁判所調停委員としての法律上の経験(2023年4月から所属民事調停協会の理事を拝命)と、東工大で学んだ人工知能の「文理融合」を目指して教育・研究に生かしていきたいと思います。

様々な分野の研究者との交流や、産・官・学のネットーワークに入って、知見を深めて行きたいと思っています。関係者の皆様、今後とも、ご指導のほどよろしくお願いいたします。


委員歴

  27

論文

  121

MISC

  5

書籍等出版物

  55

講演・口頭発表等

  86

所属学協会

  12

Works(作品等)

  15

共同研究・競争的資金等の研究課題

  15

その他

  2