共同研究・競争的資金等の研究課題

2012年 - 2016年

神経ダイナミクスから社会的相互作用に至る過程の理解と構築による構成的発達科学

日本学術振興会  科学研究費助成事業 特別推進研究  特別推進研究

課題番号
24000012
配分額
(総額)
496,600,000円
(直接経費)
382,000,000円
(間接経費)
114,600,000円

構成的発達科学の確立を目指し,脳発達シミュレーションでは,身体との相互作用により,多様な行動を生成する情報神経構造を明らかにした.そこには学習手法が盛り込まれていないが,学習規範として,予測誤差最小化を導入することで,情動や利他的行動の創発モデルが構築された.方や,イメージング研究では,大人と子どもで,使われる脳の領野が異なり,脳の発達が長く続くことが分かった(fMRI).また,世界初親子同時測定可能な脳磁図(MEG)では,親子ペアの自閉症の度合いにより,コミュニケーション能力に関連する脳部位の活動に差が観られた.さらに,自閉症児と定型発達児の脳信号複雑性の差違を脳発達シミュレーションで再現し,また,構築したロボットプラットフォームを用いた養育者との言語相互作用実験を行うなど,ミクロからマクロへの道筋の可能性を示し,構成的発達科学の礎を築いた.

リンク情報
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https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-24000012/24000012_kenkyu_shinchoku_hyoka_genchi_chosa_ja.pdf
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ID情報
  • 課題番号 : 24000012

この研究課題の成果一覧

論文

  2

講演・口頭発表等

  3