共同研究・競争的資金等の研究課題

2019年4月 - 2022年3月

力学刺激の知能化によるin vitro3次元組織の超効率的成熟化

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(A)  基盤研究(A)

課題番号
19H01178
体系的課題番号
JP19H01178
配分額
(総額)
46,670,000円
(直接経費)
35,900,000円
(間接経費)
10,770,000円

知能化培養システムとして,力学刺激および電気刺激が可能な3次元培養チャンバを作製し,組織培養しながら形態をリアルタイムで蛍光観察可能なシステムを構築した.筋芽細胞株C2C12およびヒトiPS由来心筋細胞を培養し,刺激を印加しながら成熟化を評価した.C2C12と電気刺激の系において,画像処理により成熟化指標を抽出し,ベイズ的最適化で条件を最適化し,成熟化指標の向上を目指す実験サイクルを確立した.またヒトiPS由来心筋細胞を3次元ファイバ形状に構築して電気刺激により成熟化し,薬剤を作用させることで組織の収縮力変化が認められ,形成された心筋組織の薬剤試験応用の可能性が示された.

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19H01178
ID情報
  • 課題番号 : 19H01178
  • 体系的課題番号 : JP19H01178