MISC

2018年

13ア-25-ポ-04 障害者サッカーの包括拠点にみた障害者スポーツの先進事例:英国エヴァートンフットボールクラブの取り組み

日本体育学会大会予稿集
  • 前鼻 啓史
  • ,
  • 渡 正
  • ,
  • 伊藤 真紀
  • ,
  • 鈴木 宏哉
  • ,
  • 渡邉 貴裕

69
0
開始ページ
290_3
終了ページ
290_3
記述言語
日本語
掲載種別
研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)
DOI
10.20693/jspehss.69.290_3
出版者・発行元
一般社団法人 日本体育学会

<p> 2020東京パラリンピックのレガシーにより、著しく障害者スポーツに関するニーズが高まることが予想される。したがって、量的普及の後に期待される質的な充実や多様なニーズに対応できる基盤を如何に構築していくかという課題がある。2012ロンドンパラリンピックを契機に同様の課題を抱え、かつ先進的な経験と知見を有する英国の障害者スポーツに関する事例は、日本にとって有益な情報を提供してくれるものと考えられる。そこで、本研究は英国エヴァートンフットボールクラブにおける障害者サッカーの包括的な取り組みについて明らかにすることを目的とした。英国にてクラブの代表者へインタビュー調査を実施するとともにクラブの活動資料を収集し調査内容を質的に分析した。調査の結果、多様なニーズに対応した多種目の障害者サッカーチームを組織しているとともに、地域の特別支援団体と提携し、毎年千人程度の障害のある子どもや大人を対象としたサッカーや身体活動の機会を提供するマルチスポーツプログラムを有していることが明らかとなった。今後は本研究で得られた知見やノウハウをもとに、次世代型パラスポーツモデルの拠点形成に関する取り組みへと繋げていきたい。</p>

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.20693/jspehss.69.290_3
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130007581642
ID情報
  • DOI : 10.20693/jspehss.69.290_3
  • CiNii Articles ID : 130007581642

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