MISC

責任著者
2020年3月

交通安全KYT教材のメディア形態による教育効果の違い

土木学会東北支部技術研究発表会講演概要集
  • 千葉 優唯
  • ,
  • 長谷川 裕修
  • ,
  • 葛西 誠

記述言語
日本語
掲載種別
研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)
出版者・発行元
土木学会東北支部

交通安全教育の一環として,危険予知訓練(KYT)の取り組みが進められている.従来のKYT教材の多くは三人称視点であり,使用されるメディアはイラスト・写真といった静止画像であった.一方,近年のVR関連技術の発展により実環境に近い一人称視点かつ360度全方位確認可能な実写VR教材を作成することが可能になりつつあるが,その効果についての検討はまだ不充分である.以上を踏まえて本研究ではVR教材と写真教材を作成し,各教材と対照群に10名ずつをランダムに割り当て,教育前後での交通安全意識の変化を検証した.一時停止・右側通行に関しては写真教材と対照群の代表値に,車との距離についてはVR教材と対照群に有意差が認められた.

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