2017年4月 - 2020年3月
職業・キャリア教育には国を超える制度設計が有効か 国際バカロレアでの展開を焦点に
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
本研究は、職業キャリア教育プログラムにおいて、国という単位を超える(transnational)枠組みが各国・地域でどう機能するのかを、国際バカロレア、その中でも特にその国際バカロレア・キャリアプログラム(IBCP)に着目して、イングランド・UAE(ドバイ)・シンガポールで比較検討するものである。
平成30年度は、全体研究会を、対面基本としつつ電子遠隔会議システム活用で2回、また下記海外現地訪問調査に向けての研究会を2回、計4回実施した。海外訪問調査は、イギリス(イングランド・ケント州とロンドン)(2019年2・3月)およびシンガポール(2018年9月)で実施できた。現地実践校(送り出し先となる後期中等教育機関と受け入れ先となる大学等高等教育機関)および関連教育施設・地元推進組織、ならびに政策担当者および現地専門研究者を訪問し、対面によるヒアリングができた。聴取記録の文字化も年度内完了できた。学会大会等発表としては、共同発表2件を含め7件ができた。また、研究協力者赤塚の書籍出版でも、本科研がいくらかの寄与ができた。
以上が可能となった理由として特筆すべきは、「教育の国際化研究会」(早稲田大学情報教育研究所・明治大学サービス創新研究所共同主催)が知見を磨く貴重な場となったことである。同会では、国際バカロレア専門研究者・実践家をはじめとして、多様な視座と知見を持つ方々と、大変有益な情報交換ができた。
加えて、最新理論を学ぶ機会として、来日中のJane Knight博士が基調講演の国際セミナーに参加した。本科研成果の海外発信に向け、学会セミナーにも参加した。
以上は、学内資金である青山学院大学教育人間科学部付置教育人間科学研究所プロジェクトに「多元共生のための教育に向け、現代イギリスから学ぶ先進的研究視座を構築する」を併せて採択いただいたことにより、より充実できた。
平成30年度は、全体研究会を、対面基本としつつ電子遠隔会議システム活用で2回、また下記海外現地訪問調査に向けての研究会を2回、計4回実施した。海外訪問調査は、イギリス(イングランド・ケント州とロンドン)(2019年2・3月)およびシンガポール(2018年9月)で実施できた。現地実践校(送り出し先となる後期中等教育機関と受け入れ先となる大学等高等教育機関)および関連教育施設・地元推進組織、ならびに政策担当者および現地専門研究者を訪問し、対面によるヒアリングができた。聴取記録の文字化も年度内完了できた。学会大会等発表としては、共同発表2件を含め7件ができた。また、研究協力者赤塚の書籍出版でも、本科研がいくらかの寄与ができた。
以上が可能となった理由として特筆すべきは、「教育の国際化研究会」(早稲田大学情報教育研究所・明治大学サービス創新研究所共同主催)が知見を磨く貴重な場となったことである。同会では、国際バカロレア専門研究者・実践家をはじめとして、多様な視座と知見を持つ方々と、大変有益な情報交換ができた。
加えて、最新理論を学ぶ機会として、来日中のJane Knight博士が基調講演の国際セミナーに参加した。本科研成果の海外発信に向け、学会セミナーにも参加した。
以上は、学内資金である青山学院大学教育人間科学部付置教育人間科学研究所プロジェクトに「多元共生のための教育に向け、現代イギリスから学ぶ先進的研究視座を構築する」を併せて採択いただいたことにより、より充実できた。
- ID情報
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- 課題番号 : 17H02668
- 体系的課題番号 : JP17H02668
この研究課題の成果一覧
絞り込み
論文
2-
早稲田大学大学院教育学研究科紀要別冊 29(1) 25-35 2021年9月 査読有り筆頭著者
講演・口頭発表等
5-
現代イギリス教育研究会 2022年3月9日
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日本比較教育学会第55回大会 2019年6月8日
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第3回日本国際バカロレア教育学会全国大会 2018年9月8日
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日本教育学会第77 回大会 2018年8月31日
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日本比較教育学会第53回大会 2017年6月25日