2017年8月 - 2019年3月
歯根膜幹細胞誘導因子の同定と新規歯周組織再生療法の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援
本研究において、MESTを遺伝子導入したヒト歯根膜細胞株は、幹細胞特性を獲得することが明らかとなった。また、その培養上清は、ヒト歯根膜細胞の細胞遊走能を促進することを明らかにした。さらに、MESTによる幹細胞特性の維持に関連するものとして因子Xを同定した。以上のことから、MESTがヒト歯根膜幹細胞の獲得に関与し、これらが歯周組織再生療法に応用することができる可能性が示唆された。
- ID情報
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- 課題番号 : 17H06953
- 体系的課題番号 : JP17H06953