共同研究・競争的資金等の研究課題

2019年4月 - 2022年3月

アンキローシス発生機序探索の鍵となる新規TGF-βシグナル関連因子分子機構の解明

日本学術振興会  科学研究費助成事業  若手研究

課題番号
19K19032
体系的課題番号
JP19K19032
配分額
(総額)
4,160,000円
(直接経費)
3,200,000円
(間接経費)
960,000円

我々は、歯根膜細胞に発現が報告されている細胞骨格関連因子α-SMAの機能解析と下流のシグナル解析を行った。siRNAを用いてα-SMAをノックダウンさせた歯根膜細胞様株2-23(2-23)を用いて解析を行ったところ、細胞増殖能・遊走能の減少、成長因子TGF-β1による歯根膜関連因子発現制御、ならびにTGF-βシグナル制御に関与していることを明らかにした。本研究で得られた知見により、歯根膜細胞に発現するα-SMAが歯根膜組織の機能維持に重要な働きを有し、これらを応用した新規歯周組織再生療法に繋がることが期待されると考えられる。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19K19032
ID情報
  • 課題番号 : 19K19032
  • 体系的課題番号 : JP19K19032