新屋啓文 (Hirofumi Niiya) - マイポータル

基本情報

所属: 新潟大学災害・復興科学研究所准教授

学位: 博士（理学）(2014年3月広島大学)

研究者番号: 80794982
ORCID iD: https://orcid.org/0000-0002-7782-8098
J-GLOBAL ID: 201801011123558537
researchmap会員ID: B000289363

外部リンク: https://hniiya.sakura.ne.jp/landform/

物理学に基づく計算手法や数理モデリングなどを用いて，大気境界層における物質輸送や地形のパターンダイナミクスなどの機構解明に取り組んでいます．また，低温室や大型風洞を用いた室内実験，砂浜や雪原における野外観測などにも参加し，理論・実験・観測の融合を行っています．さらに，これらの成果を自然現象の予測へ展開することで，自然災害への防災・減災に資することを目指しています．

研究キーワード

研究分野

経歴

2022年4月 - 現在

新潟大学, 災害・復興科学研究所, 准教授
2020年4月 - 2022年3月

新潟大学, 研究推進機構超域学術院, 助教 (研究准教授)
2018年2月 - 2020年3月

新潟大学, 研究推進機構超域学術院, 特任助教
2017年4月 - 2018年2月

名古屋大学, 大学院環境学研究科, 特任助教
2014年4月 - 2017年3月

名古屋大学, 大学院環境学研究科, 日本学術振興会特別研究員(PD)
2011年4月 - 2014年3月

広島大学, 大学院理学研究科数理分子生命理学専攻, 日本学術振興会特別研究員(DC1)

学歴

2011年4月 - 2014年3月

広島大学, 理学研究科, 数理分子生命理学専攻
2009年4月 - 2011年3月

広島大学, 理学研究科, 数理分子生命理学専攻
2005年4月 - 2009年3月

広島大学, 理学部, 数学科

委員歴

2019年6月 - 現在

日本雪氷学会北信越支部, 幹事
2023年9月 - 2025年3月

雪氷研究大会（2024・長岡）実行委員会, 実行委員（ホームページ，庶務）
2019年6月 - 2020年6月

雪氷研究大会（2020・新潟）実行委員会, 実行委員（庶務）

受賞

2022年10月

平田賞, 粒子-流体連続解析を用いた吹雪の時空間構造に関する研究, 日本雪氷学会

新屋啓文
2021年6月

雪氷奨励賞, 雪粒子の挙動に立脚した吹雪・雪崩・泥流の運動メカニズムの解明, 日本雪氷学会北信越支部

新屋啓文
2021年3月

新潟大学研究推進機構研究教授等名称付与, 新潟大学

新屋啓文
2019年2月

加賀市中谷宇吉郎科学奨励賞若手研究者の部, 粒子-流体連続解析を用いた吹雪の時空間構造に関する研究, 加賀市

新屋啓文
2014年3月

広島大学大学院理学研究科長表彰, 広島大学

新屋啓文
2013年9月

学生優秀発表賞 -口頭発表部門最優秀発表賞-, 粒子モデルを用いた雪崩の頭部形成における初期状態依存性, 雪氷研究大会（2013・北見）

新屋啓文
2012年11月

Incentive Award for Poster presentation, Dunes as dynamical system; numerical and analytical approaches to morphodynamics, 2012 International Conference on Modeling, Analysis and Simulation

Hirofumi Niiya
2012年7月

広島大学エクセレント・スチューデント・スカラシップ, 成績優秀学生, 広島大学

新屋啓文
2012年6月

2012年大会固体地球科学セクション学生優秀発表賞, 流体力学的相互作用を組み込んだ粒子なだれのパターン形成, 日本地球惑星科学連合

新屋啓文
2012年2月

Research Excellence Award, Pattern formation of granular avalanches simulated by particle method with hydrodynamics interaction, The 3rd Taiwan-Japan Joint Workshop for Young Scholars in Applied Mathematics

Hirofumi Niiya
2011年3月

広島大学大学院理学研究科長表彰, 広島大学

新屋啓文
2010年6月

JPSJ Papers of Editors' Choice, Three-dimensional dune skeleton model as a coupled dynamical system of two-dimensional cross-sections, Journal of the Physical Society of Japan

Hirofumi Niiya, Akinori Awazu, Hiraku Nishimori
2009年3月

広島大学理学部長表彰, 広島大学

新屋啓文
2008年7月

広島大学エクセレント・スチューデント・スカラシップ, 成績優秀学生, 広島大学

新屋啓文

論文

Elucidation of spatiotemporal structures from high-resolution blowing-snow observations

Kouichi Nishimura, Masaki Nemoto, Yoichi Ito, Satoshi Omiya, Kou Shimoyama, Hirofumi Niiya

The Cryosphere 4775-4786 2024年10月査読有り
Co-creation with local governments and ski resorts to generate scientific information that contributes to ski resort avalanche safety management

Satoru YAMAGUCHI, Yoichi ITO, Takahiro TANABE, Kouichi NISHIMURA, Satoru ADACHI, Sojiro SUNAKO, Yoshihiko SAITO, Tsubasa OKAZE, Hirofumi NIIYA, Kae TSUNEMATSU …

Bulletin of Glaciological Research 42 9-17 2024年2月査読有り
地吹雪時の乱流変動に伴う飛雪流量増加に対する視程分布の変動についての検討

川島理沙, 大宮哲, 新屋啓文, 西村浩一, 大風翼

風工学研究論文集 27 1-10 2022年12月査読有り
発達した吹雪境界層における飛雪流量の最大瞬間値と平均値の関係

池田侑樹, 川島理沙, 大宮哲, 新屋啓文, 西村浩一, 大風翼

雪氷 84(3) 213-227 2022年5月査読有り
Hysteresis and Surface Shear Stresses During Snow-Particle Aeolian Transportation

Hirofumi Niiya, Kouichi Nishimura

Boundary-Layer Meteorology 183(3) 447-467 2022年2月9日査読有り筆頭著者
降雪を伴う吹雪の鉛直構造の解明

増澤諭香, 大宮哲, 大風翼, 新屋啓文

雪氷 83(3) 259-274 2021年5月査読有り最終著者
WRFによる谷地形の影響によって発生する強風の解析〜北海道弟子屈町の強風事例〜

池田侑樹, 大宮哲, 新屋啓文, 大風翼

風工学研究論文集 26 1-8 2020年11月査読有り
氷球とガラスビーズを用いた水みち形成実験

辻滉樹, 西村浩一, 新屋啓文, 山口悟, 桂木洋光

寒地技術シンポジウム論文集 36 I-006 2020年10月査読有り
Formation conditions and mechanical properties of aggregates produced in tephra-water-snow flows

Hirofumi Niiya, Kenichi Oda, Daisuke Tsuji, Hiroaki Katsuragi

EARTH PLANETS AND SPACE 72(1) 148 2020年10月査読有り筆頭著者責任著者
Simple Particle Model for Low-Density Granular Flow Interacting with Ambient Fluid

Hirofumi Niiya, Akinori Awazu, Hiraku Nishimori

GEOSCIENCES 10(2) 69-69 2020年2月査読有り筆頭著者
Physical constraints on sand crab burrows: Mechanical properties of wet sand explain the size and spatial distributions of burrows on beaches

Ayuko Shinoda, Shin-ichi Fujiwara, Hirofumi Niiya, Hiroaki Katsuragi

PLOS ONE 14(5) e0215743 2019年5月査読有り
スナガニ巣穴の力学的安定性の議論へ向けた濡れた粉体層中の横穴構造の強度推定実験

篠田明友子, 藤原慎一, 新屋啓文, 桂木洋光

粉体工学会誌 56(4) 194-202 2019年4月査読有り
Packing-dependent granular friction exerted on a rod withdrawn from a granular layer: the role of shear jamming

Takatsune Furuta, Sonu Kumar, Katha Anki Reddy, Hirofumi Niiya, Hiroaki Katsuragi

NEW JOURNAL OF PHYSICS 21(2) 023001-023001 2019年2月査読有り
Impact-induced collapse of an inclined wet granular layer

Shinta Takizawa, Hirofumi Niiya, Takahiro Tanabe, Hiraku Nishimori, Hiroaki Katsuragi

PHYSICA D-NONLINEAR PHENOMENA 386 8-13 2019年1月査読有り
Development of a large-eddy simulation coupled with Lagrangian snow transport model

Tsubasa Okaze, Hirofumi Niiya, Kouichi Nishimura

JOURNAL OF WIND ENGINEERING AND INDUSTRIAL AERODYNAMICS 183 35-43 2018年12月査読有り
Void structure stability in wet granular matter and its application to crab burrows and cometary pits

Ayuko Shinoda, Shin-ichi Fujiwara, Hirofumi Niiya, Hiroaki Katsuragi

SCIENTIFIC REPORTS 8(1) 15784-15784 2018年10月査読有り
傾斜面における濡れた粉体層の衝突崩壊条件

滝澤真太, 新屋啓文, 桂木洋光

交通流と自己駆動粒子系シンポジウム論文集 23 75-78 2017年12月査読有り
Spatiotemporal Structure of Aeolian Particle Transport on Flat Surface

Hirofumi Niiya, Kouichi Nishimura

JOURNAL OF THE PHYSICAL SOCIETY OF JAPAN 86(5) 054402-054402 2017年5月査読有り
Dynamics of blown-snow particles depending on the diameter

Hirofumi Niiya, Kouichi Nishimura

Proceedings of the 31st IUGG Conference on Mathematical Geophysics 2016年6月査読有り筆頭著者
定常的な粒子輸送下での粒子-粒子層間の衝突過程

田邊章洋, 新屋啓文, 粟津暁紀, 西森拓

交通流のシミュレーションシンポジウム論文集 20 15-18 2014年12月査読有り

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MISC

吹雪の時空間構造解明のための雪原での屋外観測

大風翼, 新屋啓文, 大宮哲

日本風工学会誌 49(1) 25-32 2024年

書籍等出版物

地形現象のモデリング海底から地球外天体まで

遠藤徳孝, 小西哲郎 (担当:分担執筆, 範囲:第７章雪崩〜理論とシミュレーション〜)

名古屋大学出版会 2017年10月20日 (ISBN: 9784815808877)

講演・口頭発表等

Enhancing resilience to climate-driven geohazards through international collaboration – experience from the GEOMME partnership’s journey in research and education

Graham Lewis Gilbert, Dieter Issler, Yoichi Ito, Ryoko Nishii, Satoru Yamaguchi, Hirofumi Niiya, Takahiro Tanabe, Tae-Hyuk Kwon, Enok Cheon, Joon-Young Park, Christopher D'Amboise, Louise Vick

2024年3月11日
Research on avalanches caused by stability of snow cornices developed by blowing snow

Satoru Yamaguchi, Yoichi Ito, Takahiro Tanabe, Koichi Nishimura, Satoru Adachi, Sojiro Sunako, Yoshihiko Saito, Tsubasa Okaze, Hirofumi Niiya, Kae Tsunematsu, Hiraku Nishimori

2024年3月8日

担当経験のある科目(授業)

2023年4月 - 現在

地形動力学特論 (新潟大学)
2023年4月 - 現在

雪氷環境特論 (新潟大学)
2023年4月 - 現在

災害・復興科学演習及び実習 (新潟大学)
2021年4月 - 現在

基礎雪氷学 (新潟大学)
2023年4月 - 2023年8月

自然科学特論V (新潟大学)
2018年4月 - 2020年3月

基礎雪氷学 (新潟大学)
2017年4月 - 2018年3月

地球惑星物理学実験法および実験I (名古屋大学)
2017年4月 - 2018年3月

地球惑星物理学実験II (名古屋大学)
2017年4月 - 2018年3月

熱力学基礎 (名古屋大学)

所属学協会

2019年6月 - 現在

日本自然災害学会
2012年6月 - 現在

日本雪氷学会
2011年2月 - 現在

日本地球惑星科学連合
2009年8月 - 現在

日本物理学会

共同研究・競争的資金等の研究課題

野外観測に基づく吹雪下での雪粒子による消散係数の計測と視程の評価

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2024年4月 - 2028年3月

大風翼, 大宮哲, 松宮央登, 新屋啓文
積雪構造の時空間的変動を考慮した雪崩の動的ハザードマップの構築

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(A) 基盤研究(A) 2021年4月 - 2026年3月

山口悟, 西村浩一, 大風翼, 西森拓, 伊藤陽一, 新屋啓文, 常松佳恵
オイラー・ラグラジアンモデルによる飛雪の時空間構造の解明と飛雪・積雪環境の評価

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2021年4月 - 2025年3月

大風翼, 大宮哲, 新屋啓文
大型境界層風洞を用いた吹雪や砂嵐の侵食・堆積過程と輸送構造の高時空間分解能解析

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2020年4月 - 2025年3月

新屋啓文, 富永禎秀, 根本征樹, 大風翼
超高速度ビデオカメラ式雨量計の開発が拓く降雪密度の高精度推定手法

新潟大学 2024年度災害・復興科学研究所共同研究共同研究（B） 2024年5月 - 2025年3月

勝山祐太, 新屋啓文, 勝島隆史, 竹内由香里, 稲津將
火山砕屑物を含む複雑泥流の降伏と流動

新潟大学 2024年度災害・復興科学研究所共同研究共同研究（B） 2024年5月 - 2025年3月

桂木洋光, 新屋啓文, 小田憲一, 佐々木勇人
空撮画像を用いた雪崩モデルパラメータ推定と気象・積雪条件の関係

新潟大学 2024年度災害・復興科学研究所共同研究共同研究（B） 2024年5月 - 2025年3月

田邊章洋, 新屋啓文, 砂子宗次朗
航空写真を用いた積雪・雪崩堆積状況の判読と雪崩モデルパラメータ推定

新潟大学 2023年度災害・復興科学研究所共同研究共同研究（B） 2023年5月 - 2024年3月

砂子宗次朗, 新屋啓文, 田邊章洋
火山砕屑物を含む複雑泥流のレオロジー特性

新潟大学 2023年度災害・復興科学研究所共同研究共同研究（B） 2023年5月 - 2024年3月

桂木洋光, 新屋啓文, 小田憲一, 稲葉豪生
最適な避難に向けた高頻度・高精度な降雪密度測定手法の開発

新潟大学 2023年度災害・復興科学研究所共同研究共同研究（B） 2023年5月 - 2024年3月

勝山祐太, 新屋啓文, 勝島隆史, 竹内由香里, 稲津將
火山砕屑物や雪を含む複雑混合流における粘性計測

新潟大学 2022年度災害・復興科学研究所共同研究共同研究（B） 2022年10月 - 2023年3月

桂木洋光, 新屋啓文, 小田憲一
雪粒子の個別運動モデルと数値流体解析の連成による飛雪・積雪環境高精度予測法の開発

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 基盤研究(B) 2018年4月 - 2022年3月

大風翼, 大宮哲, 新屋啓文
小型LiDARによる吹きだまり形状計測のための基礎的実験

新潟大学 2021年度新潟大学災害・復興科学研究所共同研究共同研究（B） 2021年5月 - 2022年3月

大風翼, 新屋啓文, 川島理沙
沿岸部における風による砂粒子の飛散・堆積の数値シミュレーション技術の開発

新潟大学 2021年度新潟大学災害・復興科学研究所共同研究共同研究（B） 2021年5月 - 2022年3月

富永禎秀, 新屋啓文
雪・水・火山砕屑物による混合流の粘性評価

新潟大学 2021年度新潟大学災害・復興科学研究所共同研究共同研究（B） 2021年5月 - 2022年3月

桂木洋光, 新屋啓文, 小田憲一
凝集体を含む水・雪・火山砕屑物混合物の流れ特性

新潟大学令和２年度新潟大学災害・復興科学研究所共同研究共同研究（A） 2020年6月 - 2021年3月

桂木洋光, 小田憲一, 新屋啓文
固気混相流における粒子の乱流輸送と地形パターンが示す時空間構造の理論的解明

日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究(B) 若手研究(B) 2017年4月 - 2020年3月

新屋啓文
積雪表面への弾丸衝突に誘発される全層・表層雪崩の発生条件

新潟大学平成３１年度新潟大学災害・復興科学研究所共同研究共同研究（A） 2019年5月 - 2020年3月

西森拓, 市原美恵, 池田航, 新屋啓文
火山砕屑物・水・雪の混合泥流における凝集体の形成条件および物理特性

新潟大学平成３１年度新潟大学災害・復興科学研究所共同研究共同研究（A） 2019年5月 - 2020年3月

桂木洋光, 小田憲一, 新屋啓文
積雪内への水浸透速度の評価に基づく湿雪雪崩発生予測手法の検討

新潟大学平成３０年度新潟大学災害・復興科学研究所共同研究共同研究（B） 2018年5月 - 2019年4月

西村浩一, 辻滉樹, 新屋啓文

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学歴

委員歴

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MISC

書籍等出版物

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