2015年4月 - 2019年3月
新しいRNA干渉法を用いた内耳感覚上皮の発現遺伝子の検討
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
内耳感覚細胞が障害される際,細胞内シグナル伝達に関わる分子群の活性化が誘導され,その後に感覚細胞が死滅する。哺乳動物の感覚細胞はひとたび障害されると再生されることはなく,現在の難聴治療上の障壁となっている。本研究では内耳感覚細胞におけるミトコンドリアに着目した研究を行った。手段としてRNAによる分子生物学的手法の導入を試みた。
結果として,内耳感覚細胞においてもミトコンドリア機能を保護することで,細胞傷害を抑制できることを明らかにした。In vivo動物モデルの構築に難渋したが,他の薬剤を用いたモデルは構築し,英文誌に報告した。
結果として,内耳感覚細胞においてもミトコンドリア機能を保護することで,細胞傷害を抑制できることを明らかにした。In vivo動物モデルの構築に難渋したが,他の薬剤を用いたモデルは構築し,英文誌に報告した。
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- 課題番号 : 15K10753
- 体系的番号 : JP15K10753