2011年
大学の授業における学生が授業外学習を行う要因
日本教育工学会論文誌
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- 巻
- 35
- 号
- 0
- 開始ページ
- 153
- 終了ページ
- 156
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.15077/jjet.KJ00007904736
- 出版者・発行元
- 日本教育工学会
本研究では,学生の授業外学習の時間に注目して,学生が学習を行う要因について調査する.調査の対象は徳島大学で,2009年度後期に実施されたグラフ理論に関する工学部の専門科目である.対象となる授業を受講している学生に対し,毎回の授業終了後に1週間を振り返ってもらい,授業外学習の内容,時間,学習を行うきっかけになった出来事についての記述を依頼した.これらのデータを分析することで,授業の構造のうち,次の5つの要素について,学生が授業外学習を行う動機との関連性を見出すことができた,5つの要素は(1)授業内容のレベル,(2)課題,(3)教材・資料,(4)学生同士の関係構築,(5)学生が主体的に取り組む授業設計である.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.15077/jjet.KJ00007904736
- ISSN : 1349-8290
- CiNii Articles ID : 110009327526
- CiNii Books ID : AA11964147