共同研究・競争的資金等の研究課題

2010年 - 2012年

〈問いと答えの弁証法〉に関する実践的原理的検討-ガダマー思想の新解釈

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
22520024
体系的課題番号
JP22520024
配分額
(総額)
2,340,000円
(直接経費)
1,800,000円
(間接経費)
540,000円

ドイツの哲学者ガダマーは、理解を「問いと答えの弁証法」とみなした。ガダマーの考察に基づいて、本研究は、まず理解における言語の役割(媒体としての言語)を明らかにした。それから、理解を、言語に基づいた「問いと答えの弁証法」と考えることによって、(看護研究等の)質的な研究の前提と主題が、言語性と意味であることを示した。さらに、哲学カフェという「問いと答えの弁証法」の実践において、この弁証法の具体的なあり方を調査した。

リンク情報
Kaken Url
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-22520024/22520024seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22520024
ID情報
  • 課題番号 : 22520024
  • 体系的課題番号 : JP22520024