2014年1月
テレビ帯ホワイトスペース対応TDD/FDDデュアルモードLTE通信システム(1) ~ 基地局およびUSB対応小型端末の開発 ~
電子情報通信学会技術研究報告
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- 巻
- IEICE- RCS2013-269,113
- 号
- 386
- 開始ページ
- 83
- 終了ページ
- 88
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
高速通信を前提としたサービス,アプリケーションの増加により,携帯端末の通信トラヒックが増大し,周波数資源の逼迫問題が深刻化している.これを解消する手段の一つとして,時間的,空間的に利用可能な周波数帯,いわゆるホワイトスペースを活用したトラヒックのオフロードが検討されている.特にテレビ放送帯におけるホワイトスペース(テレビ帯ホワイトスペース)の活用が期待されており,米国や英国などで制度化が進められ,また日本でもテレビ帯ホワイトスペースを利用したエリア放送型システムのガイドラインがまとめられている.今後,携帯端末のトラヒックをテレビ帯ホワイトスペースにオフロードするための研究開発を進める必要があるが,そのためにも,実際に携帯端末の通信システムをUHF帯で利用可能な基地局および端末の試作開発が急務であった.今回,これまでに著者らが開発したUHFコンバータによる周波数変換技術を応用し,TDD/FDDの両複信方式に対応したLTE基地局および端末の試作開発を行ったので,試作機の概要およびその高周波特性について報告する.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110009825515
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10060822
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/025279002
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110009825515
- CiNii Books ID : AN10060822