MISC

2010年6月

VHF帯ブロードバンド移動通信用チャネルモデルの検討

電子情報通信学会技術研究報告
  • 大堂 雅之
  • ,
  • 相馬 憲幸
  • ,
  • 船田 龍平
  • ,
  • 原田 博司

IEICE-RCS2010-28,110
77
開始ページ
61
終了ページ
66
記述言語
日本語
掲載種別
速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)

2011年7月24日,地上波アナログテレビ放送サービスが終了し,デジタル化が完了する.昨年6月,デジタル化により新たに利用可能となる周波数帯の利用に関する一部答申が出され,VHFハイバンドの一部(170-205 MHz)が公共安全のための共同利用型ブロードバンド自営通信システムとして利用されることになった.情報通信研究機構では,本システムの実現に向けて,必要な技術的条件や運用条件等について検討している.これまでVHF帯におけるブロードバンド移動無線システムは例がないため,VHF帯におけるブロードバンド電波伝搬特性取得のためのフィールド実験を実施した.中心周波数190 MHz,最大占有帯域幅10 MHzの信号を使用し,受信信号電力,電力遅延プロファイル特性,広帯域フェージング特性を測定したので,その実験結果およびVHF帯ブロードバンド移動通信システム用の伝搬モデルの検討結果を述べる.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/10027288488
ID情報
  • CiNii Articles ID : 10027288488

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