MISC

2015年5月28日

高出力対応IEEE 802.11af無線機の試作開発および英国市街地での実証実験

電子情報通信学会技術研究報告
  • 松村 武
  • ,
  • 石津健太郎
  • ,
  • 水谷圭一
  • ,
  • 村上 誉
  • ,
  • 児島史秀
  • ,
  • 原田博司

IEICE-SR2015-3,115
62
開始ページ
13
終了ページ
18
記述言語
日本語
掲載種別
速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)
出版者・発行元
電子情報通信学会

テレビ放送周波数帯は,周波数範囲が広く,また優れた電波伝搬特性を有することから,ホワイトスペースとしての二次利用が広く検討されている.また,米国や英国などで既に策定されているテレビ帯ホワイトスペース (TVWS) の運用ルールでは,固定局としての最大出力はEIRP +36 dBmであり,TVWSを活用した長距離伝送システムへの期待も高い.一方で,テレビ放送などの既存システムへの与干渉を回避するために,無線機には厳しい隣接チャネル漏洩電力の制限が課せられているため,高出力無線機の試作にはまだ課題が多い.本稿では,IEEE 802.11afの規格に準拠し,英国周波数規制当局Ofcomが要求する隣接チャネル漏洩電力の規格を満足する,+30 dBmまで出力可能な高出力無線機の試作機開発について報告する.また,実際に試作機を用い,ロンドン市街地において長距離通信実験を行った結果について述べる.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/40020491299
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/026492290
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 40020491299

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