2017年3月
【結核・非結核性抗酸菌感染症の今-併発・合併症としての対策を踏まえて】 併発・合併症としての非結核性抗酸菌症の実際 病態・治療・予防まで 関節リウマチと非結核性抗酸菌症 生物学的製剤投与時を中心に
感染と抗菌薬
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- 巻
- 20
- 号
- 1
- 開始ページ
- 65
- 終了ページ
- 70
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)
- DOI
- 10.34426/j03177.2017146997
- 出版者・発行元
- ヴァンメディカル
生物学的製剤は関節リウマチ(RA)に対して高い治療効果を発揮する一方、非結核性抗酸菌(NTM)症の合併に注意が必要である。事前のスクリーニングが不可欠であるが、診断の確定にあたり、典型的な画像所見に加え、細菌学的検査による厳密な判定を要する。NTM症の存在が明らかな場合、確実な治癒を見込める抗菌薬治療が存在しないため、生物学的製剤は原則として禁忌とされるが、RAの病勢コントロールに対する需要の高まりと、使用経験の蓄積を背景に、一定の条件を満たす場合においてのみ、生物学的製剤の使用が許容されるようになってきた。(著者抄録)
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.34426/j03177.2017146997
- ISSN : 1344-0969
- CiNii Articles ID : 40021132452
- CiNii Books ID : AA11257693
- CiNii Research ID : 1520010381157486592