共同研究・競争的資金等の研究課題

2014年4月 - 2017年3月

肺MAC症の重症化・致死化と鉄代謝異常との関連~新規治療法の開発に向けて

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
26461157
体系的課題番号
JP26461157
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
4,940,000円
(直接経費)
3,800,000円
(間接経費)
1,140,000円

肺MAC症の慢性の経過において炎症、栄養障害とともにヘプシジンの上昇と鉄の低値、貧血が認められ、これらの要因は肺MAC症の予後不良の要因として報告されていることから、経過中に注意を要するものと考えられた。また、肺MAC症例の血液検体を対象とした網羅的サイトカイン解析の結果、Interferon gamma-induced protein 10 (IP-10)が、画像所見(スコアリング結果)、栄養障害、炎症などの肺MAC症の既知の予後不良因子と有意に相関していることが明らかとなり、病態に深く関与している可能性が推定されるとともに、病勢を評価する有用なバイオマーカーとして期待された。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-26461157/26461157seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-26461157
ID情報
  • 課題番号 : 26461157
  • 体系的課題番号 : JP26461157