2019年4月 - 2023年3月
理科の探究学習の今日的特徴の調査とその実践プログラムの開発:日米中の比較を通して
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
本年度は4つの研究を設定した。
(1)今日求められる探究学習のモデル化(モデルの作成,日米中各国の状況)。(2)調査問題の開発・実施(予備調査,一部学会発表)。(3)学校現場との連携(予備調査問題の開発および調査実施にご協力をいただいた)。(4)理科の探究プログラムの開発と発表
実績としては次の通りである。
(1)については探究学習のモデルを日本国内において研究分担者及び学校現場をよく知り優れた実践をしている先生方に協力していただき,1つのモデルを作ることができた。また,米国のNSESとNGSS(それぞれ旧と現行のアメリカの学習指導要領に相当する)について文献調査を行った。ただし,日米中の探究学習の状況は把握していない。(2)については,予備調査の問題を開発して,予備調査を実施した。その結果の一部を日本理科教育学会(2019年8月,静岡大会)および欧州科学教育学会( ESERA2019,2019年9月,ボローニャ)において発表した。なお,アメリカの全米科学教育学会(NARST2020,2020年3月,ポートランド)においても審査を通過して発表する予定であったが,新型コロナウイルスの感染拡大のため,NARST2020は急遽中止となった。そのため発表する事はできなかった。(3)については,予備調査の問題開発において小中学校の先生方のご協力を得ることができた。予備調査の問題を開発するにあたって,面接を行い,調査問題の予備の予備を作成し,少数の理科の先生方に回答していただいた。これに基づいて,予備調査問題を開発し調査を実施した(日本語,英語の調査問題)。(4)については,(1)と重なる部分が多かった。なお,授業や実験の様子をビデオに撮ることを予定していたが,その調査までは実施できなかった。
以上をまとめると(1)から(3)まではほぼ実施できたが,(4)は実施できなかった。
(1)今日求められる探究学習のモデル化(モデルの作成,日米中各国の状況)。(2)調査問題の開発・実施(予備調査,一部学会発表)。(3)学校現場との連携(予備調査問題の開発および調査実施にご協力をいただいた)。(4)理科の探究プログラムの開発と発表
実績としては次の通りである。
(1)については探究学習のモデルを日本国内において研究分担者及び学校現場をよく知り優れた実践をしている先生方に協力していただき,1つのモデルを作ることができた。また,米国のNSESとNGSS(それぞれ旧と現行のアメリカの学習指導要領に相当する)について文献調査を行った。ただし,日米中の探究学習の状況は把握していない。(2)については,予備調査の問題を開発して,予備調査を実施した。その結果の一部を日本理科教育学会(2019年8月,静岡大会)および欧州科学教育学会( ESERA2019,2019年9月,ボローニャ)において発表した。なお,アメリカの全米科学教育学会(NARST2020,2020年3月,ポートランド)においても審査を通過して発表する予定であったが,新型コロナウイルスの感染拡大のため,NARST2020は急遽中止となった。そのため発表する事はできなかった。(3)については,予備調査の問題開発において小中学校の先生方のご協力を得ることができた。予備調査の問題を開発するにあたって,面接を行い,調査問題の予備の予備を作成し,少数の理科の先生方に回答していただいた。これに基づいて,予備調査問題を開発し調査を実施した(日本語,英語の調査問題)。(4)については,(1)と重なる部分が多かった。なお,授業や実験の様子をビデオに撮ることを予定していたが,その調査までは実施できなかった。
以上をまとめると(1)から(3)まではほぼ実施できたが,(4)は実施できなかった。
- ID情報
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- 課題番号 : 19H01732
- 体系的課題番号 : JP19H01732
この研究課題の成果一覧
絞り込み
論文
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愛媛大学教育学部附属科学教育研究センター紀要 2 74-83 2023年3月 最終著者
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International Journal of Curriculum Development and Practice 25(2) 27-39 2023年3月 招待有り筆頭著者
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EASE Letters 2(1) 33-38 2023年1月 査読有り筆頭著者
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学校教育 (1248) 6-13 2021年8月 招待有り筆頭著者
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理科の教育 69 24-26 2020年11月 筆頭著者
MISC
1-
日本科学教育学会研究会報告 36(3) 53-56 2022年3月6日 責任著者
書籍等出版物
2-
協同出版 2021年12月
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協同出版 2021年12月
講演・口頭発表等
9-
日本理科教育学会四国支部大会 2022年12月17日
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日本理科教育学会四国支部大会 2022年12月17日
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2022年度 第1回日本科学教育学会研究会 2022年11月5日
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日本理科教育学会 第72回全国大会(旭川大会) 2022年9月25日 日本理科教育学会(日本理科教育学会全国大会発表論文集第20号、337p)
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The 2022 International Conference of East-Asian Association for Science Education 2022年7月25日
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令和3年度 第3回日本科学教育学会研究会(北陸甲信越支部開催)オンライン開催(試行) 2022年3月6日 一般社団法人 日本科学教育学会
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日本理科教育学会四国支部大会 2021年12月18日