共同研究・競争的資金等の研究課題

2019年6月 - 2021年3月

eRNA-CAGE法による全身性疼痛責任分子同定とDNAワクチン疼痛治療研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽)  挑戦的研究(萌芽)

課題番号
19K21592
体系的課題番号
JP19K21592
配分額
(総額)
6,500,000円
(直接経費)
5,000,000円
(間接経費)
1,500,000円

FM様AcGPモデルマウスでは性腺摘出手術により雄のみ疼痛過敏が消失した。雄のみ脳内ミクログリア活性化が慢性疼痛に関与した。FM様IPGPモデルの視床下部はLPA産生酵素PLA2G3遺伝子発現上昇を示した。AcGPマウスの脾臓細胞注射は雄雌ともに疼痛過敏を示すが、雄のみミクログリア阻害剤の脳内投与により疼痛消失させた。特定のサイトカインの組み換え遺伝子の筋肉内遺伝子導入によるDNAワクチンはAcGPを抑制した。以上、疼痛メモリーは雄では脳から脾臓に、雌では脳のミクログリア活性化を介さない機構で脾臓に情報伝達する可能性が示唆された。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19K21592
ID情報
  • 課題番号 : 19K21592
  • 体系的課題番号 : JP19K21592